今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:10,326 hit
小｜中｜大
せわしない一日 ページ25
マチさんと連絡先を交換していたら少し時間がかかってしまった…。
「社長、遅くなりました。」
社長がいるかは分からないけれど、一応一声かけて部屋に入る。
と、社長は自分のデスクに座っていた。
「そこまで遅くもないから大丈夫♥️」
なら良かった。
「今日はもうやることもないし、帰ってもいいよ♦️」
…私は本当にこの為だけに呼ばれたのか…。
「では今日はもう帰りますね。」
「ウン、じゃあまた明日♥️」
…ある意味忙しい一日だった…。
「お疲れ様でした。」
社長にそう声をかけて扉から出て、下へと降りていくエレベーターの中でぼんやりと『明日からはきっと普通だろうな』なんて考えた。
＿＿＿＿＿のに。
「……あれ、キミ誰？」
エレベーターが開いた瞬間目が合った長髪の男性。
………どうしてだろう、嫌な予感がする。
せわしない一日は、まだまだ終わりそうにはない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪染めの蝶 | 作成日時：2019年6月2日 23時
