Lv.26 ページ27
響きわたった私の悲鳴
練習や試合をしていたレギュラー陣が集まってくる。
ジャ「どうしたんだ急に。騙されたって何のことだ？」
貴「…違う。私のしたい育成はLv.1から徐々にレベルを上げていく楽しさとかがあるやつ！
それなのにこのパーティーのステータスは魔王を倒せるレベル！！！！
むしろ魔王側なんだよー！！！！」
私は悲しい。完成しつくされていると言っても過言ではないぞ、この鬼畜パーティー。
柳さんが私のノートを見る。
柳「ふむ。俺の持っているデータと大体同じだ」
真「蓮二の持つデータに近いとは。中々だ」
だがゲームは返さん、と付け足された。
幸「俺の所に魔王と書いてあるのはどうしてだい？」
風格とオーラがまさに魔王だろ。
ついでに三大魔王として真田さんと柳さんも加えてある。
四天王にはもちろん、ダブルスペアの4人を。
切「俺の所にはなんて書いたんだよ！」
貴「ん？魔王のペット、ケロベロスだけど」
めちゃくちゃ微妙な顔された。
わんちゃん。
貴「私、レギュラー陣じゃなくて他の部員の育成をメインに頑張ります。」
幸村さんは何か考え込んでいた。
幸「うーん…。それもいいけど、俺達の様子を見て気づいたことがあれば言って欲しい。」
それはもちろん。状態異常には直ぐに対処。
ゲームだったら毒とかあるけど、さすがに毒を盛られたりすることなんて……ないよね。(フラグ)
幸村さんの許可も貰ったし、レギュラー以外の部員の様子も見に行く。
ノートに書き込んでいくのも忘れない。
なんだ、レギュラー陣が凄すぎるだけで他の部員は割と普通。育成のしがいがあるね！
▽Aのやる気とテンションが20上がった
貴「すみません、ちょっと来てもらえますか」
私は特に見どころのある2人に集合をかけた。
あからさまに面倒臭そうな顔。舌打ちするんじゃない。
貴「私達で"打倒魔王とそのペット"を目指しましょう！１ヶ月後の練習試合、勝ちますよ！」
珠「急にどうしたんだよ」
そう言ってきたのは2年生、珠川良雄(たまがわ よしお)。
貴「珠川には切原と戦って貰うよ。佐藤さんは幸村さんです。」
珠川が露骨に嫌そうな顔をする。
佐「ちょっと待てよマネージャー。なんで俺達が試合しなきゃいけないんだ」
3年の佐藤さん。その質問は妥当だよね。
訝しげな視線を受けながら、私は言葉を続けた。
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Dole(プロフ) - とても面白くて、このあと続編も読ませていただきたいと思いますよ！試合の描写もしっかりしていてとても良きでしたし、夢主のキャラも好きです！ (2022年4月14日 17時) (
レス) @page50 id: c74a900a27 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇百合大好き変態ヒーロー - おもしろい！(*≧∀≦*)更新頑張れー！(*´∇｀*) (2019年4月25日 19時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください (2019年4月25日 14時) (レス) id: 7fd2779397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらの | 作成日時：2019年3月31日 22時
