Lv.25 ページ26
こうして思い出した柳さんと幸村さんとの出会い。
今度幸村さんにも聞いてみよ。
貴「思い出しましたが…それがどうかしたんですか？」
柳「いやどうかしたというわけではないが…。
こちらが一方的に覚えているという状況も中々堪えるものでな。」
そういうことね。ということは幸村さんもそう感じてるかも知れない。早めに話にいかないと。
チャイムがなり、私は教室に戻った。
＊＊＊
放課後、部活。またも切原が迎えに来る。
切「A、部活行こーぜ！」
磯野ー、野球しようぜ！みたいなテンションやめろ。
腕を引っ張るんじゃない。
さて部室に着いたはいいものの、外で待機している。着替え待ちである。
スマホゲームをしながら待っていると、ファンクラブの人達が近づいてきた。
「あんた、テニス部のマネージャーになったんだって？今すぐ辞めて欲しいんだけど」
貴「嫌です！！！！！
まだ個人のステータスチェックもしてない上にこれからの伸び代とかスキル、特化まで確認出来てません！効率的なレベルアップ、完璧な装備で打倒魔王を目論む我ら立海大付属中学＿＿」
って、途中でどっかいっちゃったよ。
ゲーオタ特有の早口にビビった？
仁「ブレないのぅ…」
丸「あんまり心配いらねーみたいだな…」
仁王さんと丸井さんが部室から出てきた。
心配？なんだそれ。
幸「頼もしいね」
貴「幸村さん。今日はドリンクなどの準備が終わったらベンチで試合を見てていいですか」
幸「うん、構わないけど」
真「待て！その前に反省文の訂正をして貰う！」
ここで立ち塞がるか、真田さん！
それとゲームを返してもらえるか頼んだら、マネージャーとしての働き具合による。とかナントカでまだ没収されている。クソ！
ドリンクとタオルの用意をすませ、部室にこもって反省文の訂正。あれ？昨日と同じ展開。
外から聞こえる歓声とテニス特有の音をBGMに私は反省文の訂正に励んだ。
貴「終わった…やったー！」
急いで部室を出てベンチに座り、ノートとペンを片手にメモを取りまくる。
髪邪魔だな、本気モードでいこ。
本気モードなら暗記も可能なんだけど、書いた方が分かりやすいし。
こうしてレギュラー陣のステータスを数値化、及びデータ化していく。
なっ、なっ……これは…！！！！！！
貴「騙されたああああ！！！！」
私の悲鳴がコートに響きわたった。
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Dole(プロフ) - とても面白くて、このあと続編も読ませていただきたいと思いますよ！試合の描写もしっかりしていてとても良きでしたし、夢主のキャラも好きです！ (2022年4月14日 17時) (
レス) @page50 id: c74a900a27 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇百合大好き変態ヒーロー - おもしろい！(*≧∀≦*)更新頑張れー！(*´∇｀*) (2019年4月25日 19時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください (2019年4月25日 14時) (レス) id: 7fd2779397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらの | 作成日時：2019年3月31日 22時
