個性“文豪ストレイドッグス”の転生少女はそろそろ題名が思いつかなくなってきた

難しい年頃 ページ32

この岩場がひみつきち、ねえ………。

緑谷「ひみつきちか…！」

そう言って笑う出久を、洸汰くんは睨んだ。

洸汰「個性を伸ばすとかはりきっちゃってさ…」

そう言ってむくれる洸汰くん。正直に言おう、可愛い。←

あー、でも、やっぱアレだよね。このくらいの子って素直故に扱いにくかったりするよね。素直だから、染まりやすい。
“ヒーローが、個性がある社会が嫌い”っていうのに染まっちゃってんだよなぁ。

………私がなだめたハズなんだけど………やっぱり難しい…。



緑谷「個性に対して色々な考えがあって、一概には言えないけど…そこまで否定しちゃうと、君が苦しくなるだけだよ」

っは！？もうんないってたの！？
私がそれっぽい事考えてる間に！？何という事でしょう！漫画で見開き一ページくらい進んだね！！←


洸汰「うるせえ…出てけよ！別に、別にぜんぶ否定してるわけじゃ……！」

…あ、なんか原作にない言葉が出た。

………一応、私が言ったことが頭に入ったのかな。

『うん。洸汰くん、ゆっくりでいいよ。誰も急に考えを変えるなんて、出来ないよ。ずっと思ってたんなら、尚更。…カレー、食べない？(ぽん』

私は洸汰くんの頭の上…帽子の上？に手を置いて、ゆっくり撫でた。

洸汰「………」

あーっ！！やっぱり難しい！！なんか変な空気になっちゃったじゃんかぁ！

緑谷「カレー、置いとくね」








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3日目 続・個性を伸ばす訓練！！


相澤「何をするにも原点を常に意識しとけ。向上ってのは、そういうもんだ。何の為に汗かいて、何の為にこうしてグチグチ言われるか、常に頭に置いておけ」

原点…

あ、“推しが傷つく未来ダメゼッタイ”かな。

でもさ、ある程度傷つかないとダメなんだよね。難しい。だから…あれだ、アレ。死亡は避けたい。


かなり先だけど、“サー・ナイトアイ”とか。




ピクシーボブ「今日の晩はねぇ、クラス対抗肝試しを決行するよ！しっかり訓練した後はしっかり楽しいことがある！ザ！アメとムチ！」


物間「対抗ってところが気に入った」

『おまえ本当に捻くれてんな』


いやぁ、肝試し…敵が来るんだよなぁ…。

あたや、私はむしろウェルカムといいますか、皆と会いたいといいますか。もうヒーローも敵も好き。

肝を試す時間→←くんれんやだ、くんれんきらい、たすけて

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