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「……好きだ」
いつもは自信ありげに開く口が、今は自信なさげに小さく開く。
目を逸らして、よく耳を済まさないと聞こえないような彼らしくない小さな声に、私は思わず目を見開いた。
『ありがとう、私も好きだよ______爆豪くん』
顔を赤くさせながらそう返事を返すと、彼は驚いたようにこちらを見る。
そして、照れと喜びが入り交じったような顔で、不器用に頬を緩ませた。
「…そーかよ」
耳を真っ赤にさせて私から視線を逸らす君が、とても可愛く見えてしまって
でも、そんなこと言ったら怒られてしまうかな。
「ケッ…それだけだわ。……時間取らせて悪かったな」
無理に強がっているのか、手をポケットに突っ込んで大股でこの場から去る彼は、まだ耳が赤いまま。
その場に残された私はもっと真っ赤な顔をしているだろう。
幸せの余韻に浸りながら、必死に顔の熱を下げようと手で顔をパタパタ仰ぐ。
これは、夢かな
なんていう馬鹿な考えが頭を支配した。
幸せな時間。
この時間が、ずっと続くなんて夢物語を頭に描いた。
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アリス - 続き頑張れ (2018年11月16日 22時) (
レス) id: 65e86ebe59 (このIDを非表示/違反報告)
→ここなっつ←(プロフ) - えー、続きがめっちゃ気になるー!!最後は爆豪とくっつくのか？それとも轟くんとか？いやー、ほんまに続きが気になりますー！更新楽しみにしてます。 (2018年11月1日 18時) (レス) id: 46bc778118 (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - マカロニサラダさん» ありがとうございます！頑張りますねー！ (2018年10月28日 22時) (レス) id: 9a0c00953c (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ - こういうの、めっちゃ好きです！更新頑張ってください！！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: a08aef4527 (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - ちーやんさん» 本当ですか！嬉しいです！頑張りますね！ (2018年10月16日 21時) (レス) id: 9a0c00953c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎 | 作成日時：2018年10月9日 23時
