告白３４ ページ42
「焦凍さん、送ってくれてありがとう」
轟「いや、構わねぇ。……それより、悪かったな。巻き込んで……」
「いいんだよ。私は焦凍さんと付き合ってるんだから、むしろどんどん巻き込んで。……一人で悩まないでね」
轟「………ありがとう」
急に焦凍さんに抱き締められて、変な声が出る。いつも急だなぁ……。
「そ、それよりごめんね……。私、余計なこと言っちゃったかな…？」
轟「いや、すっきりした。あいつにガツンと言ってくれてありがとうな」
「……うん」
焦凍さんの声も体温も、凄く安心する。でもそれと同時に、胸の鼓動が早くなる。それだけ、焦凍さんを好きになったのかな。
母「A〜、帰ったのー？」
「ゲッ、ちょっ、ちょ、焦凍さん！離れて！！」
轟「？何でだ？」
「………お母さんがガン見してる……」
轟「は」
玄関の方を見ると、お母さんが目を見開きながらこっちをガン見していた。
母「………A、彼氏いたの？」
「………最近付き合い始めた、轟焦凍さんです……」
轟「初めまして。いつもAにお世話になってます」
母「い、イケメンッ……！？いいじゃない！A、飽きられないように精一杯頑張ってね！！」
「こいつ最低！この母親最低だよ！！」
轟「……大丈夫です。俺が好きになれるのは………傍にいたいのは、Aだけですから」
「し、焦凍さん……！！」
母「ああ……！こんないい子がうちの子と付き合うなんてっ……もったいないわ…！！」
「さっきから実の娘に容赦ないね」
母「轟くん、うちの子を……よろしくお願いします！！」
轟「はい。一生守ります」
母「……A、轟くんを逃したら一生結婚できないわよ！？」
「マジで黙って」
結婚とか……エンデヴァーにも言われたけど、よく分かんないんだよね……。
轟「………A、明日家で待っててくれ。渡したい物がある」
「え？あ、うん……」
轟「じゃあ帰ります。お邪魔しました」
母「明日、楽しみに待ってるわねー！！」
「あんたが楽しみにしてどうする！！」
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クレア - 台本書きの小説はあまり読まないようにしてたけど…つい全部見てしまいました。面白かったです。 (2021年8月5日 14時) (
レス) id: d053ae9ff0 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもちもち(プロフ) - 私のために争わないで！で吹きました (2018年8月1日 12時) (レス) id: f4cb5f352d (このIDを非表示/違反報告)
ももくま。(プロフ) - 雑談で、僕、夜も気になってきになって...が誰かわかんない..w (2018年7月30日 22時) (レス) id: c45afba8c7 (このIDを非表示/違反報告)
キルア - 最初ほんとどうなるかと思いましたがハッピーエンドになって良かったです！かっちゃん可愛い(涙) (2017年11月25日 23時) (レス) id: e4b26041ab (このIDを非表示/違反報告)
おこじょ*(プロフ) - ど、どうやってエンデヴァーを納得させたんですか……??? (2017年9月18日 17時) (レス) id: 5a5529bf7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち | 作成日時：2017年8月16日 12時
