告白２５ ページ28
みんなが帰っていく中、私は椅子に座って轟さんを待っていた。お茶子には「いい報告、待ってるぜ！」とキメ顔されたし、爆豪さんには「振られたり振ったりしたら殺す！！」と脅されたし、梅雨ちゃんには「はぐらかさないように気を付けて」と注意された。
お茶子はくっそ可愛かった。梅雨ちゃんも応援してくれてるんだなって感動した。……爆豪さんは、私に何を求めてるんだろう。振るなんてことはしない。けど、振られることに関しては轟さん次第だし……それで殺されてもねぇ……。
「……ん？振る？振られる？」
………私、今から告白すんの？(今更)え？何か誤解されてるよね！？告白なんかしないよ！？私！！恐れ多くてできんわ！！！
轟「すまねぇ、遅くなった」
教室のドアが急に開いたもんだから、びっくりして椅子から落ちた。轟さんが心配そうな顔をしてこっちへ来た。
轟「大丈夫か！？」
「だだっ、大丈夫……！今までどこにいたの？」
轟「職員室だ。先生に呼ばれたから行ってた」
「そ、そっか！」
沈黙が流れる。私も轟さんも無言のまま。
「あ！あの！い、いつの間にかみんな帰って私達だけだね！？」
轟「ああ、そうだな…」
またもや沈黙。変な空気になってしまったぞ……！？
「……あの、轟さん」
轟「……何だ」
「あの、その……大切な話って、何？」
轟「………………」
轟さんは何かを覚悟したかのようにこっちに向き直り、私の手を握った。こ、これで三回目だ……！
轟「その………お前に伝えたいことがあって………」
「う、うん……」
轟「気付いたら、そのことばっかり考えて……目を追っちまう」
「……？」
轟「常に傍にいてほしいし、わがままかもしれねぇけど、他の奴とあまりベタベタしてほしくねぇし……」
「……？つまりどういうこと？」
轟「！……そ、その……」
轟さんがこんなに言いにくそうにするなんて……どれだけ重大な話なんだろう……？
轟「A、俺には」
「うん」
轟「お前だけ、なんだ……」
「……うん？」
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轟「A＿＿＿＿＿」
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クレア - 台本書きの小説はあまり読まないようにしてたけど…つい全部見てしまいました。面白かったです。 (2021年8月5日 14時) (
レス) id: d053ae9ff0 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもちもち(プロフ) - 私のために争わないで！で吹きました (2018年8月1日 12時) (レス) id: f4cb5f352d (このIDを非表示/違反報告)
ももくま。(プロフ) - 雑談で、僕、夜も気になってきになって...が誰かわかんない..w (2018年7月30日 22時) (レス) id: c45afba8c7 (このIDを非表示/違反報告)
キルア - 最初ほんとどうなるかと思いましたがハッピーエンドになって良かったです！かっちゃん可愛い(涙) (2017年11月25日 23時) (レス) id: e4b26041ab (このIDを非表示/違反報告)
おこじょ*(プロフ) - ど、どうやってエンデヴァーを納得させたんですか……??? (2017年9月18日 17時) (レス) id: 5a5529bf7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち | 作成日時：2017年8月16日 12時
