捌 ページ9
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「それにしてもAちゃんは俺の事どう思ってるの?」
どう思ってる、か
あまり考えたくない事だ
その答えを知ってしまうのが怖い
「...さぁ。私自身もよく分からないんです。」
「...そっか」
無理矢理作ったような笑顔に胸が少し痛む
「で、でも嫌いにはなれないのは確かです」
「胸の当辺りがぽかぽかしてなんとも言えない幸福感で満たされているんです」
「...Aちゃんは今幸せ?」
「...前の記憶がないので分かりませんが、きっとこれは幸せな事なんだと思います。」
だって身体は正直だから
「...っ」
一瞬驚いたような顔をすると今度は先程とはうって変わってやわらかい笑みをしていた
暫く話をしていると彼はあたりをきっ、っと睨みつけながら私をぎゅっと抱き寄せる
「...すぐそこ鬼狩りが来てるからAちゃんは屋敷の庭でお利口にして待っててね」
「すぐ行くから」
鬼狩り...
何か引っかかるが思い出せない
強制的に転移されると
そこは屋敷の庭だった
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花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時