丗参 ページ34
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帰ってきた善逸さんには数字が刻まれていた
「...零?」
「そう、俺はあの方のお気に入りだからね」
「血を分けて貰って順応出来たから数字が貰えたんだ!」
あの方
きっと鬼舞辻無惨の事だ
面識はないが鬼の親玉ということだけは知っており、凄まじい姿を思い浮かべる
「それは喜ばしい事なのですか?」
「..うん、そうだね。
普通の鬼ならかなり喜ばしい事かも。」
つまり善逸さんはそこまで喜ばしくもない
ということだ
「...善逸さんがどんな姿になろうと」
「私は愛しく思っていますよ」
「っ...どんどん人から離れていくのが少し怖いんだ。Aちゃんに怖がられてしまいそうで」
「もう怖くなんてないです」
「...ね?」
私は軽く善逸さんに軽く接吻をする
「...何それ狡い」
善逸さんは両手で顔を隠す
けれど耳の赤さから照れているんだな、と言うことが見受けられた
「ふふ、かわいいです」
「うっ、今に見てなよ!!
次は絶対俺がAちゃんを照れさせるから!!」
善逸さんの可愛い一面にくすっと笑みが零れた
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花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時