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今思えばなんてもどかしい恋だったんだろう
と何だか笑い出しそうになる



思い出してしまいくすっと思わず笑ってしまった




「何が可笑しいの?」

「ひぇ...」




後ろから突然耳元で囁く癖は相変わらずだ




「半年前の事を思い出してたの」

「あの告白もね」

「あぁ恥ずかしい!!やめて!!」




お互いまだ16歳。

まだ結婚できる年齢ではないため今は恋人、
といった関係だ





「相変わらず誰にでも好き好き言っちゃうとこは直ってないよね」

「む、善逸だって可愛い可愛い皆に言ってるもん」


「やきもち!?やだ可愛い!!」

「...ほら簡単に可愛い可愛い言うし」




すると善逸は腰を支え手を絡めさせながら


「俺がAが一番愛おしいって思ってること」

「分からないなら
行動で示してあげようか?」


といい押し倒す





「...真昼間からこういうことは駄目だと思う」

「夜ならいいんだ?」

「...。」





恋愛において彼は私よりも一枚上手だ





「...いい、よ。善逸なら」

「...。」




無言で隊服をはだけさせる善逸を
急いで呼び止める




「今とは言ってないよ!?」


「生殺しのまま過ごさせるの?
俺に死ねと?」


「〜っ、あぁもう!」





私は自分から善逸に接吻をする




「...今はこれで我慢して?」

「逆に我慢出来ないんだけど」





妖しく妖艶な笑みで舌なめずりをする彼

逆鱗ではないが
何かいけないものに触れてしまったようだ





これからも彼からは逃れられないだろう
逃げるつもりもないけれど




貴方の逆鱗に触れて
貴方の本当の気持ちを知って



怒らせることは時に凄く重要な役割を果たす





「...善逸好き」

「俺もだよ」





そう好きがちゃんと通じるんだ





.

終→←廿玖



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愛しています(プロフ) - 泣きました(´;ω;`) (2021年9月28日 19時) (レス) @page32 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
かるんとっと(プロフ) - 善逸が告白した時、もう思わず叫んで踊りました。それくらいこの作品が好きになりました! (2021年5月8日 22時) (レス) id: e2a15ae5f0 (このIDを非表示/違反報告)
むいくんガチ勢 - サイコーでした! (2020年10月9日 17時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
香穂(プロフ) - 素敵… (2020年9月7日 19時) (レス) id: 543bb812b9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - 善逸ううう(強制終了)可愛い!もうこの世に悔いはない。 …逝ってきます (2020年5月12日 18時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月3日 0時

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