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「あ、おかえり」



表にでて月を眺めていた善逸がこちらに声を掛ける
その顔はいつもよりも優しく、少しほっとした様で
薄らと笑みを浮かべていた


その瞬間えもいわれぬ感情が募った
共に胸が締め付けられるような感覚もした




なに、これ





「っ...え、た、ただいま」

「?、何でそんな顔赤いの?」




紅潮した私の熱い頬とは真逆に怪訝そうなひややかな目で善逸は私をみる




「っ、好き」

「...そんなの知ってるけど。急に何?そんな事よりさっさと夕食片付けろよな」




伝えても伝えても、きっと伝わっていない
そんなもどかしさが胸をしめつける




そしていつもの冷たい口調で言うと善逸は私の腕を引き部屋まで連れていく
ちらっと見えた耳が赤いのは気のせいだろうか



いいや、きっと気のせい
私の帰りが遅かったから怒ってるのかも



あぁ、だめだ
意識してしまうとこんなにも自惚れる
...好きが溢れる




善逸が私なんかを好きになる訳がない


善逸は禰豆子ちゃんが好きなんだ





自分で言っておいて哀しい気持ちになる

何で、?禰豆子ちゃんは私も大好きなのに



好きという感情は難しい





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愛しています(プロフ) - 泣きました(´;ω;`) (2021年9月28日 19時) (レス) @page32 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
かるんとっと(プロフ) - 善逸が告白した時、もう思わず叫んで踊りました。それくらいこの作品が好きになりました! (2021年5月8日 22時) (レス) id: e2a15ae5f0 (このIDを非表示/違反報告)
むいくんガチ勢 - サイコーでした! (2020年10月9日 17時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
香穂(プロフ) - 素敵… (2020年9月7日 19時) (レス) id: 543bb812b9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - 善逸ううう(強制終了)可愛い!もうこの世に悔いはない。 …逝ってきます (2020年5月12日 18時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月3日 0時

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