マブ以上の曖昧な関係【 エース・トラッポラ】

連れてきてくれてありがと ページ14

ジャミル「お前、バスケなんて出来たのか？」

『いや〜、まあ、今から勉強する！』

ジャミル「 まあ、やる気があるならいいんだ、とりあえずみんな歓迎するだろうし、」

フロイド「 メダカちゃ〜ん？
カニちゃんの付き人なの？」

『 そうです、』

フロイド「 ふーん、まあ興味ないけど、」

なんて自由な人…

でも、エースもいるし、ジャミルもいるし

なんか研修期間楽しめそうかも


「 ま、適当にビブスとか集めたりするだけだし

いてもいなくてもあんまり変わらないから

まあ応援とか適当にやってくれていいよ、」


『 いてもいなくても変わらないは余計だけど
ご丁寧にありがとうございまーす！』


フロイド「 メダカちゃんとカニちゃん仲いいね〜」

「 いや、こいつが勝手に俺に構ってくるだけなんで、」

『 は？逆じゃん 』

ジャミル「 やっぱ仲良いよ、

付き人と魔法士だけど、いい関係じゃないか、

Aもよかったな、」


『 ま、まあね、』


ジャミル「 お前は昔から素直じゃないんだから、」

『 素直だし 』


フロイド「 えー、ウミヘビちゃんとも仲良いの〜？ 俺とも仲良くしよーよー！」


『 あ、はい、よろしくお願いします 』


フロイド「 俺2年だし、敬語うざい。」


まって、この人なにこわい。

悪い人じゃないとは思うけどさ…


まあ仲良くしてみるか、


とりあえず

『エース、』

「なに？」

『 連れてきてくれてありがと、

研修期間すごい楽しめそう』


「 そーかよ、俺のおかげだからな？」

『はいはい、』


こうやってバスケ部でマネージャーも初め

2週間こんな感じで楽しく過ごした


ずっと楽しくて

私は服とかもエースの部屋に置いて

もはや同居みたいになってた



なんか2週間も経てば周りも

あの二人は恋愛とか
深い関係とかそんなの一切ないって分かってきて

私達も時間を重ねるごとに仲も深まったし

なんか男女の友情証明とか色々言われた



そう言えば研修が始まって3週間


いよいよ、1ヶ月が経ちそう


そこで4週間目はイベントが盛りだくさんに行われる


月曜日に 付き人交換希望調査 提出

私達は 水曜日に魔法士付き人三者懇談

土曜日にNRC生 mrc生 立食パーティー


そして
1ヶ月の節目で

第1回付き人交換希望会が行われる


のも知ってたけど


特に気にせず私達はいつも通り過ごしていた






これから関係性が大きく変わっていくことを知らずに

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