ジェノさん ページ5
わ〜お！クラスの人気者勢揃い！！！
なんでなんで！？！？と近寄ってくるヘチャンさんに下がれないけど気持ち的にはだいぶ後退り。
ひ、ひぇ…顔が良い…
「おいお前ら、Aちゃん困ってるだろ」
「ええー！！しっかり名前呼びしてるんですけどこのヒョン！？！？なんなの！？！？」
「いやお前がなんなんだよ！！」
出会って早々言い合いをするマーク先輩とヘチャンさんにもう思考がついていけない…逃げ去りたい…
チラッと後ろを見るとたまたまジェノさんと目が合う。目も離せず会釈をするとあのキラースマイルでニコッと微笑まれてしまった…なんて日なの…今日は…
「Aちゃんはバイト先の後輩なんだよ。てかお前ら同じクラスなのになんでそんな怯えられてるの？なんかした？」
アッ違うんです！！私がただ尊くてまっすぐ見れないだけで！！
心の中では言えるのにみんな顔が良くてなんて言葉にできないッッ誰か助けて！！！
「Aちゃんは人見知り？」
そういったジェノさんの言葉にそれだ！と思いっきり首を縦にブンブン振る
「えっ、人見知りなの？俺と話した時そう思わなかった…」
「ヒョンかっこよくないから緊張されなかったんじゃ？」
ひぇ〜！！ヘチャンさん、誤解です！！！
かと言って家で飼ってるワンコに似てて話しやすかったとか絶対言えない〜！！
「おいヘチャニ、早く飲み物買えよ」
「あ、忘れてた」
ロンジュンさんの痺れを切らしたであろうその声にヘチャンさんはまた嵐のように自販機へと去っていく
…あ、ジュース！？
『あっ、え、ヘチャンさん！』
「…え！？俺に話しかけた！？」
グルンっと体を回転させていつの間にか目の前に立って目をキラキラさせるヘチャンさん…わんこみたい…
『あ、あの、ジュース…奢るって…』
「「は？」」
…ん？
「え？なにおまえ女にたかったの？」
「見損なった…」
「Aちゃんに何したのお前」
上からロンジュンさん、ジェノさん、マーク先輩。
怒涛の攻めにヘチャンさんもちょ、ちょっと待って！！とだいぶ慌てている…私、タイミング間違えたなこれ
「ちょっ、Aちゃん！？あれ嘘だからね！？話しかける為に作った嘘だから！！」
『…えっ』
「嘘嘘！！いやまさかここまでいい子だとは…」
うんうん、なんて頷くマーク先輩にこれは今流行りのドッキリかなんかですか…？と目で訴える。
うん、何も伝わらないね。ニコってされたわ。
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井関(プロフ) - ごんちゃんさん» はじめまして〜！コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです(;_;)頑張りますね！これからもよろしくお願いします( ・・ )♪ (2021年4月15日 14時) (
レス) id: 8121f79624 (このIDを非表示/違反報告)
ごんちゃん(プロフ) - コメント失礼します！！めっちゃ面白いです。更新楽しみにしてます^^ (2021年4月13日 20時) (レス) id: db5fef77c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：井関 | 作成日時：2021年2月25日 0時
