【NCT】ナナちゃんとちとんあさん

ナ・ジェミン ページ1

「ケータイ持った？お弁当は？」

『大丈夫、どっちも持ったよ』

今日も過保護な兄に行ってきます、と言い学校へ向かう




今日も挨拶できるかな、





ナナちゃんに。




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教室についてまずすること。



(…よし！今日も虐められてない！)



それは下駄箱に画鋲やらゴミやら入ってないかの確認

自分で言うのもあれだが、学校に通う時の私はすごく地味。スクールカースト下位から数えた方が早い。

丸ぶちメガネに丈の長いスカート、伸ばしっぱなしのやたら長い髪。



友達と呼べる人なんて一人もいないし、もしかしたらクラスメイトなんて私の名前を知らない人は片手の数は確実にいるだろう


本当はもっとお洒落したいし、高校生活を充実させたい…んだけど、兄との約束で高校3年間は我慢するって決めている



そんな女子なりの欲を抑えてつまらない中でも学校に通い続けられてる理由…









「おはよ」

この人、ナ・ジェミンくんのおかげ




『お、おはようございます…』

こんな地味子の私のことも覚えてくれている

私が挨拶を返すとニコッと笑って教室へと向かっていった。

はぁ…今日もまた素敵な笑顔と挨拶をもらってしまった…



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