７ホームレス ページ7
・
「何か勘違いしてるみたいだけど、オレ男なんだよ？随分余裕そうでムカつくね。」
そう言った彼の表情はいつもと変わらないはずなのに何かが違った。
ていうか！余裕とかそんなわけねえだろ！こんなイケメン目の前にして何が余裕じゃボケが！！！！
『よ、余裕なわけないじゃないですかァァ！私が今どれだけ緊張してるかわかりますか！ほら！ここ！触ってみてください！！！！』
イルミの手を取って自分の胸の辺りに当てる。
『き、聞こえますか！？こんなにドキドキしてるんですけど！ですから退いてください！』
まっすぐ彼を見ると私が当てた手を見て固まっている。あれ、どうしたんだろう。
その後すぐ立ち上がって
「本当に馬鹿だね。やっぱり君と結婚するの辞める。他にいい女探すからもう出ていって。」
『えっ、』
「早く出てってくれない？君といると気が狂うんだよ。邪魔だから消えて。」
え！？！お前が！お前が！婚約相手って勝手に名乗っといて！？くっそマジなんなの！？
てか結構傷つくんですけど…ここまでハッキリ嫌がられると割と傷つくんですけど…！
『拾ってくれるって言ってくれたのに！行く宛てないんですけど！』
「そんなの知らないし。早くどっか行って。」
『あーもー分かりましたよ！せっかくイルミに会えたのに！クッソクッソ！！！』
私は文句を言いながら部屋から出た。
はーもー！あんたがブスだったら瞬殺だったわ！この長髪男が！
てかほんとに行く宛てないし？てか最後にキルアに会ってから帰りたいし？うわーーーー
『クッソクッソクッソクッソ』
「お前何してんの？」
『うっひょー！白髪猫ちゃんだー！！！』
噂をしてればキルアたん発見！思いっきり抱きついた
「なっ！お前何してんだ急に！離れろ！そして俺はキルアだ！白髪猫ちゃんじゃねえ！」
『離れないーーー白髪猫ちゃんー！さっき君のお兄ちゃんに出ていけって言われて悲しいから癒してーー』
「…兄貴に出ていけって言われたのか？」
『そーだよ！？酷いでしょ！あっちが勝手に婚約者とか言い出したのにさ！そんで急に襲ってきたと思えば出ていけだの！私なんかしましたかーって！』
「お前を襲った？あの兄貴が？つーかそろそろ離れろって！」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 326人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
n/A(プロフ) - 夢小説のこの愛され具合が最高です🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️ (1月9日 1時) (
レス) @page43 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
いや - 主人公……ちょっとサイテー過ぎじゃね…？ (2020年12月29日 6時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
あいなんご - 更新待ってます…（ ; ; ） (2020年10月9日 17時) (レス) id: 8435759ba2 (このIDを非表示/違反報告)
Udon - めっちゃ神小説！主人公とかヒソカとかイルミが超好きです！次の更新待ちきれません！いつも応援してます！！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 64030b123a (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - もう更新されませんか？たのしみにしてます！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: c36a345511 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つららちゃん | 作成日時：2020年3月14日 22時
