35飛行船 ページ36
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あれから第三次試験会場に着くまで飛行船で休めとの事でみんな各自飛行船で休暇を取っている。
私とゴンとキルアで飛行船を探検することになり、レオリオとクラピカは先に寝るとの事だ。今は3人で夜景を見ている。
これももちろん原作知ってるから把握済みではあるけど…そろそろヒソカに会いたいなぁ。なんて思う頃。
「キルアの父さんと母さんは…」
「んー?生きてるよ多分」
「何してる人なの?」
小さいふたりが過酷な生き方をしているのが何だか胸が締め付けられるけど、隣で会話をし始めた2人の会話を私は静かに聞くだけだった。
「殺人鬼」
キルアが答えるとゴンは両方とも?と聞き返す。それを聞いたキルアは声を上げて笑いだした。ここのシーン好きだったなあ。なんて思いながら2人を見ていた。
「面白いなお前!マジ面でそんなこと聞き返してきたやつ初めてだぜ。」
「え?だって本当なんでしょ?」
真剣な顔で聞き変えしたゴンは次に私の顔を見て"Aはどう思う?"と私にも問いかけてきた。
キルアも私に目線をやる。でもすぐに笑いだして
「Aは俺が本当のこと言ってるって知ってるぜ〜。俺ん家が暗殺家業って事も。だろ?A」
勿論知ってる。けどキルアの口から俺は暗殺者なんて直接聞いたことはなかった。だから私が知っている事を何故キルアが知っているのか………
『知ってるよ。でもなんで私が知ってるって分かったの?』
私が聞き返すと、は?と聞き返し
「お前俺の兄貴の婚約者だったじゃん、知らないわけねぇだろ」
そう言った。
『げっ………そうだった……』
馬鹿だ私!ゴン達とずっと一緒にいたせいかイルミの存在忘れてたよ…
「えー!Aってキルアの兄ちゃんの婚約者なの?!」
『ちょっと!ゴン声が大きい!ていうか婚約者じゃなく婚約者候補!でもその件はもう破壊したから!無くなったの!』
「あーなんか前言ってたなそれ。でも兄貴は本気で言ったんじゃないと思うぜ。分かんねぇけど。」
『んなわけないでしょ。てか私用事思い出したから行ってくる!また後でねふたりとも!』
キルアから待てよ!と止められたけど背後にネテロがいる気配がしてさっきの話を聞かれてたと思うと恥ずかしくて抜け出した。
だってネテロ笑ってたもん!チートな私にはネテロが笑ってるところまで気づいたもん!
ネテロジーさん許さん!
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n/A(プロフ) - 夢小説のこの愛され具合が最高です🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️ (1月9日 1時) (レス) @page43 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
いや - 主人公……ちょっとサイテー過ぎじゃね…? (2020年12月29日 6時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
あいなんご - 更新待ってます…( ; ; ) (2020年10月9日 17時) (レス) id: 8435759ba2 (このIDを非表示/違反報告)
Udon - めっちゃ神小説!主人公とかヒソカとかイルミが超好きです!次の更新待ちきれません!いつも応援してます!! (2020年6月8日 18時) (レス) id: 64030b123a (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - もう更新されませんか?たのしみにしてます! (2020年5月31日 23時) (レス) id: c36a345511 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つららちゃん | 作成日時:2020年3月14日 22時