路地裏にいた子供たち【wrwrd!】

10人目 ページ12

何分か経つと私の家が見えてきた


『あの建物に入るから、わかった？』


そう顎であそこと意思表示を送ったら子供たちはコクっと首を縦にふった


玄関につきビニール袋を置いて鍵を取りだし開ける。


子供たちを先に中に入れコートにくるんでいる金髪君を七三分け君に託す。


『靴脱いで中に入ってて』


子供達をリビングに向かわせる


傘を閉じ玄関先の雨に濡れなさそうなところにおく


私も玄関に入る廊下に水溜まりが出来ていた、


これは掃除大変やないか、、


そう思いながらビニール袋の中にあるタオルを取り出し


七三分け君に近付く


？「ｯな、なんや？！！」


触らせまいとしている七三分け君を金髪君からひっぺがす


コートを取り、


濡れている金髪君の頭や体を拭く


しっかり水気をとったら近くにあった毛布で金髪君を包みソファに寝かす


？「ｯｯﾌｯｰﾌｯｰ、、、」


いやほんとにやばいんじゃないかこの子


呼吸すごく荒いよ〜〜


と、とりあえず他の子達にもタオルを渡さなければっ！！！


そう思い残りのタオルを子供たちに渡す


抵抗しつつもしっかり受け取って貰えた


信じるって言うかこいつ利用してやろうって目してるな


私には分かるぞコノヤロー


ピンポーン


むむむっと言う顔をしながら私も体を拭いていたらインターホンがなった。


ガチャと玄関を開ける


sn「呼ばれて飛出てじゃじゃじゃーん」


ものすごく懐かしいネタを言いながら出てきたペ神


『あぁ〜来てくれてありがとうぉー！！！！こっち！こっち！！』


ドタドタと金髪君がいる方に案内する


sn「ありゃ〜熱上がっちゃってんね〜ちょっと別の部屋借りるよ〜」


といいペ神は金髪君を姫抱きしてリビングを出てった


『押し入れに布団何枚か入ってると思うから使って〜』


sn「はいよ〜」


完全にペ神に金髪君を任せる


ペ神は医者だからなんとかなんじゃね、と思いながら他の子達を見渡す。


やっぱり傷が痛々しいなぁ、、、

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