Episode.5 ページ5
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UN「クラス離れちゃったね〜」
「ね。…寂しいの？」
UN「私じゃなくて、ジョングクとだよ。」
「グク？」
…何でジョングクが、
UN「その顔は、もしかして知らないの？」
「何が？」
UN「もう………友達がジョングクとカトクで話してたらしいんだけどね？」
「うん？」
UN「ジョングクって、Aのことずっと好きだったらしいよ。」
「………はぇ？」
………………なんて、？
UN「ジョングクって好きな人とか気になってる人いないの？みたいな話題になって、そこで名前があがったのがAなんだって。」
「……………」
「………嘘だ。」
UN「いや嘘じゃないよ。笑」
「だって誰情報？」
UN「だからそのやり取りをしてた友達本人から聞いたんだってば。」
「……………」
UN「心当たりないの？」
心当たり、、、？
「………全くない、、」
だって、そんな素振り一つも見せなかったから…
UN「Aって、凄い鋭い方だと思ってたけど、結構鈍感なんだね。」
「鋭くもないけど。。」
逆に、ウナはあるって言うの？心当たり。
そう問いかけてみたら、ポンポンあげてきた。
UN「Aと隣の席になる度にすんごい嬉しそうな顔してたし、Aが髪の毛鬱陶しいって言ったら数日後に髪切って来るし、オマケにAと目合ってめっちゃ照れてたし。」
「……………」
………うーん、、
UN「何、何かあるの？」
「確かに、この間久々に廊下ですれ違ったの。目が合った瞬間逸らされて、足早に歩いていっちゃったんだよね。」
UN「バカ意識されてるじゃん。まだ好きなのか〜。」
「…………」
今更そんなこと言われたら………
「私も意識しちゃうじゃん………」
もうクラス違うのに。。
「もし私のことを好いてくれてても、クラスも別れたからそのうち冷めるでしょ……」
UN「あら〜もったいないね、今Aから告白すれば付き合えるんじゃない？」
「そんな簡単に言わないでよ、今知ったんだもん………それよりも、、ウナはいいの？」
好きだったじゃん。グクのこと。
UN「もう吹っ切れたってだいぶ前に言ったはずだけど？」
そう言って笑ってみせるウナ。
UN「応援してもらったから、今度は私が応援するよ！」
「だからまだそんな感情ないんだってば〜。」
第一その情報が嘘だった時、グクにとっても失礼になっちゃう。。。
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作者名：夢 | 作成日時：2021年2月23日 22時
