Episode.21 ページ21
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成人式はどんどんスムーズに進んでいく。
途中から自分を囲んでいたボディガードも隅の方で待機しているようになったし、自分は伸び伸びと友人との再会を楽しんでいる。
頭の片隅に彼女を考えながら。
…ｸﾞ､……
JK「……………」
ｼﾞｮ…………ｸ､…
JK「……………」
友達「ジョングガ！！」
JK「、」ﾋﾞｸｯ
友達「大丈夫か〜？ボーっとしてたけど。」
JK「ごめん、ちょっと考え事………」
片隅と言ったものの、いつの間にか脳内は全て彼女に支配されていた。…危ない危ない、
友達「そんで、向こうに何かあんのか？」
JK「………へ？」
友達「お前が見てる方向だよ、ずっとそっち見てるから何かあんの？」
JK「…え、」
彼が顎で刺す方向を見ると、
JK「っ、！」
………今ずっと頭にいた人物が、隣に立つ人と笑いあっている姿があった。
JK「………何もない、笑」
友達「はぁ〜？大丈夫か？ほんとに。笑」
さっきからずっとこんな調子だ、そう言われた。
…そりゃそうだよ、長年思い続けていた人がすぐそこに、手の届くところにいるんだから。。
JK「ごめん、昨日まで仕事三昧でさぁ〜。」
友達「お？ここに来て多忙アピールか？流石世界の大スター様だよ。笑」
JK「ははっ笑」
しっかりしろ、彼女のことは後回し。
今日絶対話すって決めたから。今は我慢。
女「ねぇねぇジョングクさん！お友達なりません？」
JK「え、…笑」
早くアイツのとこ行きたい………。(汗)
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作者名：夢 | 作成日時：2021年2月23日 22時
