・ 窓に張り付くもみじ達。 あれから僕はAの姿を目で追うようになっていた。 Aが先生に質問している時も Aが俺以外の男子と話している時も。 「最近肌寒くなってきたよなぁ。智洋も寒くない?」 いつもと変わらぬ下校のはずが 僕にとっては特別な時間に思えてきたんや。 「そうやな、ちょっと寒い」 肌をすり抜ける風が僕の気持ちを見透かしてるようで怖かった。 ・
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ある兄弟の物語 5 保健室、望先生。 8人目の姫(2)
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作者名:ののいん | 作者ホームページ:http: 作成日時:2018年1月20日 3時
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