#13 <新技を編み出せ 3> ページ14
『リーフィングスラッシュ!』
早速この技を繰り出すと、相手は次々に倒れていく。
『ヒーリングライト!!』
『ポイズンスラッシュ…!』
仲のいい友達の名前も、クラスメイトの名前もいい調子だ。
次々と盤面をクリアしていき、現在Level 50 地点まで来ている。
Level 50 のボスモンスターは、キングゴブリンとキングスライムである。どちらもライフが100000もあって、それを5人で倒さねばならない。
しかし、仲のいい友達の名前ちゃんの回復スピードもギリギリ。クラスメイトの名前も、スライムとの攻撃相性が合わず、私のコストも次々と減っていって、不有利な状況。
幼馴染の名前ちゃんと不思議な少年の名前が引っ張ってくれるが、これは、相当キツイ。
そんな時、相手は必殺ゲージを貯め始めた。
これを浴びたら全員一斉にライフが0になってしまう。
こんな時どうすればいいのか、と考えている暇もなく、相手のゲージは溜まっていく。
その間、ゲージを軽減する魔法を使う不思議な少年の名前と幼馴染の名前だがもう、だめだ。
熱風とともにダンジョンの岩石が落ちてくる。
『ああ、負けだ…』
そう思っていたのは間違えだった。
私のキャラ、空夢幻心は壮大な光を纏い、要塞結界を貼り、みんなを守っていた。
その姿はとても美しく、夢のように儚かった。
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作者名:夜桜まお | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/457d94de031/
作成日時:2017年8月25日 18時