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辰哉side
「ちょっと、一回おきて、」
起こしてみると、ようやく目を開けて俺を認識したっぽい。
『…たっちゃん…』
「おー、もうお昼だけど、起きない?」
『あたまいたいからねる…』
ってまた布団を被ろうとした。
「まってまって、あたま痛い?いつもの偏頭痛てきな感じ?」
そのまま寝かせられるわけないよ?
『わかんない…』
偏頭痛の痛みって結構わかりやすいから違うのか。
「とりあえず熱はかろ」
持ってくるわ、って言って下に降りる。
大「あれ?Aは?」
「なんか頭痛いっぽくて。体温計取りに来た」
大「ありゃりゃ。じゃ、まあとりあえず待ってる」
お昼はちょっと待っててもらうことにして、部屋に戻って体温計を渡す。
もう小さい頃みたいに全部やってあげるとかはできないから、自分でやってもらいたいんだけど。
『…』
体温計握ってぼーっとしてるよAさん。
「A、熱測って」
『うん…』
なんておぼつかない手元。
「もー、ほら、俺できないから自分でやって?」
『…』
どうしよ、自分で動こうとしないんだけど笑
「じゃあもうやっちゃうよ?文句なしね?」
体温計をAの手から取ってなるべく見ないように挟む。これは不可抗力よ?
それにしても手、熱いな。
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江(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございます…本当に助かります。読みづらく申し訳ございませんでした。 (2020年7月30日 1時) (レス) id: e57f0e2a57 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 13-2のとこの主人公を起こすとこの名前変換出来てないです (2020年7月30日 1時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 、さん» 申し訳ございません。外れていなかったようでした。ただいま修正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年7月4日 22時) (レス) id: e57f0e2a57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年7月4日 22時