受付嬢の私 2

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短編：夢の国



慎side







今日はお忍び夢の国デート。





前々からずっと行きたいねって話をしててやっと実現した。







俺の前にはぴょんぴょん跳ねながら楽しそうに歩くAちゃん。





夢の国ならではの可愛いカチューシャって言うの？


それをつけている。


可愛さ倍増しだ/////








無意識にスマホのカメラで後ろ姿を撮る。








カシャ──────────









｢あ〜！今撮ったよね？絶対撮った！！｣




慎｢撮ってない撮ってない笑｣




｢絶対撮ってるもん〜……やり返しじゃ！！｣








そう言いながら俺にもカメラを向けてくるAちゃん。









慎｢あ〜そんなのやっていいんだ。｣




｢へ？｣




慎｢あのでっかい山のジェットコースター乗ろっかな〜？？｣




｢…………ｷﾞﾛ｣









黙り込んで睨み始める。




そう、Aちゃんは絶叫系苦手。









慎｢ははっ、うそうそ｣




｢嘘でも良くないよ？その冗談は｣




慎｢ごめんって〜チュロス買ってあげるからさ｣




｢……チキンも｣




慎｢はいはい｣









自然と手を繋ぎ2人でチュロスとチキンの売っている屋台を探す。








影に手を繋いでいる姿が見える。





こんなことでさえ幸せを感じる瞬間です。

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