占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:557 hit

ページ5

『でも、雲羽は舐めなくってもいいんじゃない?』

どうしてもその疑問が浮かび上がって来た。

「私は…ハーフ、なのよ。裏世界育ちだけど…、気を取り直して!行きましょ、裏へ!」

なんかいけないこと聞いちゃったかな…


『って!ちょっと待ってください!もういくんですか!?
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!』

落ちていく。
否、すり抜けていく。
下に、下に、飴のせいだろうか。すり抜けられるのは。

でも、怖い。

けど頑張れる。
と思う。

落下の速度に追いつけず、口は開かない。
段々早くなっていく。



やっぱ無理、怖いものは怖い!引きこもりニートにこれは無い!
雲羽はジェットコースター乗るみたいで楽しそうだけどぉ!
怖いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!

地面っぽいごつごつしたものが見えてきた。
ここで、問答無用で落下したら完全にグシャになる。
絶対、臓器とかぶちまける!
なんか背中も痛くなってきたぁ!

『ん?』

声が出せた。

五メートル程、空中に浮いている。

『てっか、背中イッタインですけど!』

その言葉にまだ落下中の雲羽が振り向いた。
そして、目を見開いた。

「あ、あ?……ワッツ?」

翼が、翼が、翼で、僕は浮いていた。

『あ、え?』

刹那、気が抜けた。

そして、再び落ちた。

『あっちょ、え?うわっ、へ、へるぷみーーーーーっ!』

本能的に目をつぶってしまった。

でも、またまた、浮いていた。
今度は、地上五ミリくらいに。

「…今の?……ああ、はぁ。良く考えてみて、飴舐めて、落ちてグシャ。そんな、未来が待ってる飴なんて舐めないよ!ちゃんと考えてみてみなよ!てか、うるさい!今の何!?なんかふぁさーってして、ビュンってなって…」

ん?これ、日本語?
ていうか、今の最高にダサかった…
『ごめん、んなさい…自分でも良く分かりませんでした。』

「これでは、目立ちすぎだよっ!今、裏、コッチの世界では超人的な人が多数いるんだよ!片手で数えられるくらいだけど、こんなことやったら、政府どころか危ない人にまで存在を知られて、連れ去られるよ!狙われるよ!大体、ここの世界でこの超人的な才能を持っている人たちの秘密をバラスことになるんだよっ!んもう!」

怒っている。でも、不可抗力だ。怖いものは怖いと言っていいだろ、別に!

コッチの世界にも空はある、その空は微かに曇り始めた。

秘→←表



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白井ユエ | 作成日時:2021年5月24日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。