【鬼滅の刃】鬼ですが藤の花と鬼しかたべません！

16話~犬系な人に似た鬼~ ページ17

不死川実弥side

　




　



貴女「うわあぁぁぁぁぁぁぁ……ん！！！





あんまりです！酷いです！不幸過ぎますよぉぉ！！！






怖いぃぃ……！怖かったんですよぉ？！！童磨様は稀血の鬼は珍しいからって笑いながら新しい拷問を思い付きますし………




猗窩座様は拷問よろしくに人肉食べれないのに勧めてきますし………




　




　


はぁ……人間だった頃親が鬼と手を組んだ村人に殺されて楽と一緒に生贄に捧げられる前日に






まさか……まさかっっ鬼になるなんて！！





踏んだり蹴ったりにも程がありますよぉ〜……」




不死川「おっ……お、おぉう………







お前大丈夫か？情緒不安定過ぎんだろ……！」







貴女「うぅっ……ﾋｯｸ…………ｸﾞｽﾝｯ……知りませんよぉ………！」









………こいつはまず俺よりも蟲柱の所にいかせた方が良かったんじゃねぇか？








今でも目の前で踞って床をポンポンと叩いて泣いてるしよぉ




てかこいつ本当に鬼なのかよ………人間食わねぇ鬼ってここまで人間に近くなるもんなのか







てか、さっき聞捨てならねぇ事言ってなかったか？



拷問に生贄………





どんな人生送ったらそんな事に関わるんだよ








不死川「おい一旦落ち着けぇ、A」






ﾋﾟﾀｯ








貴女「…？？？」







突然動きが止りゆっくりと俺の方をまるで何が起こったのかわからないと言うような顔で見てきた




？………あぁ、名前のことかぃ







不死川「深呼吸だ、A」








貴女「…？？！」






やっぱりな









不死川「はぁ………









そんなに名前を呼ばれるのが嬉しいのかぁ？






なぁ、A」








貴女「…！！！…………わぁぁ……！嬉しいですっ
とっても嬉しいですぅ………！！ｽﾞﾋﾞｯ」






漸く泣顔が笑顔になったな



子供見てぇだな









不死川「あー馬鹿が……鼻水は吸うんじゃなくて出すんだ、ほら鼻をかめ」








ちり紙をAの鼻に当てると勢いよく鼻水が噴射される





………待て、何で俺がコイツの世話してんだ









貴女「……えへへ………お鼻がすっきりしましたぁ



ありがとうございます！………ええっと、なんて呼べば？」







不死川「あﾞ？……師範でも不死川でも実弥でも何とでも呼べ」






貴女「！じっじゃあ実弥様と呼ばせていただきますね……！！」ﾊﾟｧｧｧｯ






おっ……鬼じゃあなくて犬みてぇ…………

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