spring29 凛々しい姿 ページ30
★オビside
それにしても……
オビ「あーあ……なんで気づかなかったのかねぇ…」
よく思い出してみると、ヒントはそこら中にあった。
身内を様付けで呼んでいたこと。
身に着けているものが高価だったこと。
ナイフとフォークの扱いが綺麗で、食事の仕方が上品だったこと…
まだまだたくさんある。
どうしてA嬢は俺にそのことを話してくれなかったんだろう？
俺って信用されてないのかな…
オビ「あーあ……」
木々「あ、ミツヒデのせいで負のオーラがオビに移った」
ミツ「えっ？俺のせいなのか？………
コホンッ…オビ、気にするなよ。Aは……」
それから、ミツヒデさんが長い長い励ましの言葉をくれた。
全然頭に入ってこなかったけどね。
.
.
その頃、ゼン殿下とA＿＿＿＿＿＿＿＿＿
☆Aside
コンコンッ……
ゼン「兄上、私です」
イザナ「ああ、入れ」
ゼン：A「失礼します」
ギィィ……バタン
部屋に入ると、窓の外を眺めているイザナの後姿が目に入った。
ゆっくりと振り返り、私と目が合った瞬間驚きの色を示す。
イザナ「随分と珍しい客だな。
A……なのか？」
『そうだよ。久しぶり、イザナ』
懐かしい…
子供のころから大人びていたけど、成長してさらに凛々しくなった。
ゆっくりと歩みを進め、彼のもとに近づいていく。
イザナ「ああ、１０年ぶりだな。
まさか、あのお転婆娘がこんなに美しく咲くとは…
誰も予想しなかったであろうよ」
『褒めているの？けなしているの？』
イザナ「フッ…もちろん前者だ」
何を考えているのか全然わからない。
きっと、兄弟であるゼンにもわからないんだろう。
イザナはそういう人だから。
イザナ「それで、何をしにきたんだ？
ただ私に会いに来たわけではないだろう？」
ゼン「兄上の許可を頂きたく参りました」
イザナ「許可？」
『私を１年間、このクラリネス城に置いてほしいの』
なんの説明もなしに用件だけ伝えると、面白そうに笑った。
.
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朝葵(プロフ) - いちごチョコさん» わぁぁああ！(´▽｀*)そんなに楽しみにしていただけて本当に本当に嬉しいです。いちごチョコさんのおかげでやる気湧いてきました！更新頑張りやす。 (2016年8月30日 19時) (
レス) id: 14edfa9aa5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごチョコ - すっごく面白くてお気に入りです!!次のお話が楽しみで楽しみで…なので、これからも更新頑張ってください!!
応援してます!! (2016年8月30日 19時) (携帯から) (レス) id: b2da1acbeb (このIDを非表示/違反報告)
朝葵(プロフ) - ナッチャンさん» Thank youです！！励みになります<(_ _*)>これから学校始まるんで更新速度が遅くなると思われますが、頑張りやす！ (2016年8月27日 15時) (レス) id: 14edfa9aa5 (このIDを非表示/違反報告)
ナッチャン - めっちゃ書くの上手ですね！！すごく面白かったです！！これからも頑張ってください！ (2016年8月26日 23時) (レス) id: 6790929056 (このIDを非表示/違反報告)
朝葵(プロフ) - 彩羽さん» あ、ありがとうございまぁああす！！(´ω｀*)超嬉しいです！なるべく早く更新できるように頑張りやす！！ (2016年8月18日 18時) (レス) id: 14edfa9aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝葵 | 作成日時：2016年8月9日 18時
