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『お疲れ様でしたー…』

誰もいない部屋に静かにそう放ち、ドアを開ける。

やっと仕事が終わった、と思い時計を見ると夜中の3時という、もう見慣れた時間でありつつもガッカリする。

『(今日も寝れるのは3時間か…)』

朝は7時半出社、定時なら6時に帰れるはずだが、仕事が多すぎて日付が変わった頃に帰る。

もううんざりだ、と思い仕事をやめようともしない。というか出来ないのだ。
この会社は仕事量の割に人数が少ない。さらに給料も安い。

ベッドルームは…


閉まってるか…



ーー



ーー



ーー



家に着いて、ふと思う。

「僕が死んで、悲しんでくれる人は居るのだろうか」と。
親戚に親しい人もいない。学校では、モテてはいたが友達は居なかった。
上司や部下だって、僕のことを良いように使っていただけだ。

もしも僕が死んだら、誰が見つけてくれるだろう。

この狭い部屋で1人、今日死んでも誰も来ない。家賃を受け取りに来る大家さんでも来てくれるだろうか?

.→←せってぇい



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作者名:よるかぜ。 | 作成日時:2021年10月16日 9時

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