○ ページ10
.
携帯をいじり終え、担任の話を聞く方が暇じゃなくなると思った俺は教卓の方に耳を傾けて壁にもたれ掛かる
塚本「明日は体操服などの購入があるので、お金を忘れずに保護者の方々は生徒達に持たせてください。そして、集合写真。体育館で対面式をして明日は終わりになります。」
父ちゃんに何も言ってねえけど、分かってんのかな?
金結構いるんだろな...
父ちゃんが忘れてた場合はばあちゃんに借りるしかねえか
塚本「えー、そんぐらいですかね。あ、あと、皆で進級出来るように頑張るぞ、うちのクラスだけでもいいから全員進級目指して。
では、終わります、起立、礼、さよなら〜
あ、Aと吉野は残ってくれ」
「は、なんで」
A「え?」
顔を見合わせる俺ら
Aも分かってねえってことは、こいつ前から俺達に言ってねえな
壱馬「はあ?お前あんじねえかよ、用事」
「知んねえよ、何?何の話?」
塚本「対面式、お前に読むって言っただろ?その話」
「今かよ、先に言ってくんないとー」
鞄を持って教卓に頬杖を付く
壱馬は俺を待つついでに黒板に落書きするらしい
A「え、北人と読むの?」
「うん、俺二位らしい」
A「えっ」
「言葉失ってんじゃねえよ笑」
そんな驚く?ってぐらいの顔しやがる
チョークを書く手を止め、振り向く
壱馬「お前らが一位と二位?」
「あれ、俺壱馬に言わなかったっけ?」
壱馬「聞いてねえよ、お前らに負けたとかまじねえわー。俺三位だったんだけど。」
嘘...。だろ。
676人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん - 面白いです!実は前に読んだことあったんですけど履歴整理してる時に間違えて消しちゃって今日探してたら見つかりました!!北ちゃん辞める決意したんだね…(ホロリ)これからも頑張ってください!応援しています! (2020年4月28日 1時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - ほくとすきぴさん» ありがとうございます!引き続き、よろしくお願い致します。 (2019年12月2日 21時) (レス) id: 042dafb529 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - syさん» そう言っていただけるのが、本当に嬉しいです!活力になります。これからもよろしくお願い致します。 (2019年12月2日 21時) (レス) id: 042dafb529 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - おもしろいです! (2019年11月30日 19時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
sy(プロフ) - 面白いです!このお話好きです!(^ ^) (2019年11月29日 19時) (レス) id: 4d2b3f43a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆぴ | 作成日時:2019年7月14日 4時