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とりあえず、家の中にお邪魔させていただく。
そして、温かい紅茶を出していただいたので、ありがたく喉を潤してから話す。
『私はAという者です。そこの林道で迷っていたところを、この方に助けていただきました…。』
最後の方で声が消えかける。
…この金髪の人がOK出さなかったら絶対に追い出される。
しかし、その人は軽く弾ませた声を漏らした。
「ああ、なるほどな!好きなだけ泊まっていったらええねん!!…まあ、俺らも明後日には帰るけど。」
なにこの人たち優しい。
えっ、なになに…日本ってこんなに平和だったっけ?
道で人にぶつかれば怒鳴られるようなとこじゃなかったっけ?
どうやら違ったらしい。
神様…こんな素晴らしい方々に会わせていただき光栄です…!!
「あっ、言い忘れてたけど俺はコネシマ。よろしく。こっちは…。」
「ショッピです、どうも。」
みんなで頭をペコペコと下げ合う。
夕飯のカレーを煮込んでいる最中だったらしいので、3人でここら辺の観光(ツーリング)の話でもしていた。
すると、着信音が響く。
ふーん、ここってWi-Fiは飛んでるんだね。
と、驚く暇もなかった。
画面に映し出された文字。
《トントン》
背筋に悪寒が走る。
ショッピさんやコネシマさんが心配してきたので、知り合いからです、とだけ言って真っ暗の中外へと出て通話マークを押した。
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夜飴月/黄泉月(プロフ) - 有さん» 了解です。私も最近この小説が恋しくなってきた頃なので、今書いているtn小説が終わったら続きだします!! (2019年3月16日 12時) (レス) id: 89c3a7601e (このIDを非表示/違反報告)
有 - よし。続編出しましょうそうしましょう。てか出してくれるのを期待します最高です。ら (2019年3月14日 20時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
夜飴月/黄泉月(プロフ) - 夜櫻さん» コメントありがとうございます。こちらこそ、リクエストいただいて本当に嬉しかったです!楽しみにしていただいていることを糧に次作も頑張ります! (2018年11月24日 0時) (レス) id: 89c3a7601e (このIDを非表示/違反報告)
夜櫻 - 夜飴月/黄泉月さん» お疲れさまでした!最後にツンデレ書いて頂きすごく嬉しかったです♪『何を書くか』それは私がつっこめることではないのですが次作も楽しみにしてます! ありがとうございました! (2018年11月24日 0時) (レス) id: c67cff5c66 (このIDを非表示/違反報告)
夜飴月/黄泉月(プロフ) - シロ(shiro)さん» コメントありがとうございます。残念な思いをさせてしまい、すみません…別作品も読んでくださっていて、本当に嬉しいです。応援ありがとうございます! (2018年11月22日 23時) (レス) id: 89c3a7601e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜飴月/黄泉月 | 作成日時:2018年10月23日 20時