41秒前 ページ9
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"『夜は君の手料理が食べたいんだけど…どうかな』"
熱っぽい目でそんなこと言われたら断れるわけもなく…私は今、傑の部屋で冷蔵庫を漁っている。
「…」
冷静に考えて
…いや、けどご飯だけだし…大丈夫…でしょ、
……ああ、でも、
やっぱり、この状況…
かなりまずい気が………
「…この材料だと豚肉の生姜焼きが無難かな」
なんて思ってる場合じゃ…
「お、生姜焼きを作るのかい?」
「ひっ、!」
突然背後に現れた傑に肩が跳ねる。
「驚かせてしまったかな」
「驚いたよ…!」
「すまないね」
豚バラ肉を持った私に適当な謝罪だけして、お腹に腕を回してくる傑。
「Aの手料理はどれも美味しいから楽しみだ」
「傑いつも美味しいって言ってくれるから作り甲斐があっ、ちょっ…ん」
首筋に顔を埋めたかと思えば、唇を這わせて吸い上げるから変な声が漏れてしまう。
「すぐる、っ…!」
ちぅ、と吸い上げた傑は「色が白いから目立つね」なんてことを言って、その
…未経験でも何をされたか、何を付けられたのか、そのくらいわかる。
「髪を下ろしてれば見えないよ。まあ、私的には髪を上げてその痕を見せびらかしてほしいけど」
「ばっ、バカ…!もうあっち行って!」
「ははっ、痛い痛い。叩かないで」
傑の大きい体を力いっぱい押して向こうへ追いやる。
「ご飯できたら持って行くからおとなしくしてて!」
「はいはい、待ってるよ」
楽しそうに嬉しそうに笑う傑に背を向け、死角になったところで痕を付けられたであろう首筋に触れる。
「…っ、」
ぶわぁっと体が熱くなり、どうしようもない気持ちが心を埋め尽くした。
「…あーもう、」
「あっつい…」
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カケオレ(プロフ) - おめでとう夢主ちゃん。夏油と幸せになってくれ (7月22日 10時) (レス) @page50 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
加穂(プロフ) - 始めまして。こちらの作品読ませていただき夏油傑がもっと好きになりました!続きを読ませて頂きたいのですがパスワードを教えて頂いてもよろしいでしょうか? (7月15日 22時) (レス) @page50 id: 45a8770aec (このIDを非表示/違反報告)
モモ - こちらの作品読ませていただきました!すっごく面白かったです!パスワード作品も読んでみたいのですが、教えていただきたいです! (4月30日 23時) (レス) id: fdeb613541 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - こちらの作品を読んで傑が更に好きになりました!ありがとうございます😭好きすぎて何度も読み返してしまいました😭過去の作品も読んでみたいのですが、パス教えていただけないでしょうか?🙇♀️💦 (2023年2月26日 17時) (レス) id: df988bb267 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 天才…ありがとうございました…!! (2022年11月12日 23時) (レス) @page50 id: 6ec9f3ee23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七 | 作成日時:2021年5月3日 20時