25.最強の登場 ページ26
恵「オマエを“呪い”として祓う」
悠仁「いや、なんともねーって。
それよりも俺も伏黒もAもボロボロじゃん。はやく病院いこうぜ」
スゥゥゥ
悠仁君の体から宿儺さんの模様が消えていく。
恵「(今喋ってんのが呪物か虎杖かも、こっちは分かんねーんだよ……！！
クソッ！！どうしたらいい！？)」
「今、どういう状況？」
『ふあぇ！？』
いきなり頭上から声が聞こえて上を向くと……。
恵「なっ、五条先生！どうしてここに…！」
五条「や」
そこにいたのは、私の最推しでした。
五条「来る気なかったんだけどさ。さすがに特級呪物が行方不明となると上が五月蝿くてね。
観光がてらはせ参じたってわけ。
いやーボロボロだね。２年の皆に見せよーっと」
そう言ってスマホで恵君を撮る五条先生。
滅茶苦茶恵君がイライラしてる。
五条「てか恵、何女の子泣かしてんの？」
恵「……泣かせたの俺じゃないですよ」
ん？もしかして私のこと言ってる？
忘れてたけど、私まだ泣いてたわ。
急いで眼鏡を外して、涙を拭う。
『…よし！』
眼鏡が無いと少し周りが見にくいから、すぐにつける。
……一瞬だけ、眼鏡を外した私を見て恵君と五条先生が驚いていたのは気のせいだと思いたい。
五条「…で、見つかった？」
恵「……」
悠仁「あのー」
悠仁君がスッと手を挙げる。
悠仁「ごめん。俺、それ食べちゃった」
それを聞いた五条先生の顔をチラっと見ると、口を開けて笑ったまま固まっていた。
『ぶふっ』
思わず吹き出してしまいました……。
五条「マジ？」
「「『マジ』」」
五条「んー？」
五条先生が悠仁君に近づき、ジッと見る。
五条「ははっ、本当だ。混じってるよ。ウケる。
体に異常は？」
悠仁「特に…」
五条「宿儺と入れ代われるかい？」
悠仁「スクナ？」
五条「君が喰った呪いだよ」
悠仁「あぁ、うん。多分できるけど」
五条「じゃあ１０秒だ。１０秒経ったら戻っておいで」
ぐっぐっと五条先生がストレッチをする。
……足長すぎない？
羨ましい。
悠仁「でも…」
五条「大丈夫。僕、最強だから」
五条先生がニィっと笑う。
カッコすぎる……。
私、もう死んでいいや。
というか死にそう……。
私五条先生のこのセリフ好きなんですよ。
まぁ、五条先生の言葉は全部好きですが……。
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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす！( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (
レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます！嬉しすぎて◯にそうです！！更新頑張ります！！！ (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください！ (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい！！ (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春日和 | 作成日時：2020年11月24日 14時
