21.悠仁君は馬鹿？ ページ22
星が綺麗ですね
意味:「あなたに憧れています」「あなたは私のこの想いを知らないでしょう」
Aちゃんは意味を知っていますが、特に意味を考えずに使ってます！
──────────────────────
落ちてきた刀を床につく前になんとかキャッチする。
私、こういう動いている物を掴むの苦手なんだよね。
大きく一歩踏み出し、呪霊の攻撃を跳んでかわす。
その勢いのまま呪霊に突っ込んでいく。
カチッと刀の鍔を指で押し、いつでも刀を出せるようにしておく。
『“線香花火”』
ﾁﾘｰﾝ
リーン
刀を鞘から抜くと鈴の音が響いた。
私の刀の刀身は、何故か透明になっている。
そして、鈴が付いていないのに、鞘から抜く度に鈴の音が響く。
滅茶苦茶不思議な刀だ。
一気に踏み切り、刀を振り動き回って手足を斬る。
『っ！』
後一撃入れようとすると、呪霊に弾き飛ばされる。
ズザァッ
勢いがついている時にかなりの勢いで飛ばされたため、ぶっ飛んだ。←
恵「A！？」
『うぉっとぉ！？』
悠仁「……なんて？」
『はぁ〜、やっぱ無理かぁ』
そりゃそうだ。
体力も呪力も殆ど残ってないのに、“技”を使ったんだから。
恵「A、呪術使えたんだな」
『ん、まあね。昔は呪術師やってたし』
恵「……は？」
悠仁「俺聞いてないんだけど！？」
『言ってないからね』
今日で何回目だろ、この会話。
パチン
左手の指を鳴らして術式を解く。
『はぁー』
無理に術式を使った反動がきて、その場にしゃがみこむ。
悠仁「A大丈夫か？」
『ういぃー』
悠仁「その返事ホントに何？」
恵「……今あの２人抱えて逃げられんのはオマエ達だけだ。さっさとしろ。このままだと全員死ぬぞ。呪力のねぇオマエがいても意味ねーんだよ」
私は呪力ありまーす！
殆ど残り無いけど！
悠仁「……(どっち道オマエは死ぬ気じゃねーか
！)
！なあ。なんで呪いはあの指、狙ってんだ？」
恵「喰ってより強い呪力を得るためだ」
悠仁「なんだ、あるじゃん。全員助かる方法」
恵「あ？」
悠仁「俺にジュリョクがあればいいんだろ」
悠仁君がポケットから宿儺の指を取り出す。
そして＿＿＿＿
恵「なっ馬鹿！！やめろ！！」
ゴクン
悠仁君が指を飲み込んだ。
悠仁君、恵君にさりげなく馬鹿って言われたね。
……どんまい。
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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす！( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (
レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます！嬉しすぎて◯にそうです！！更新頑張ります！！！ (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください！ (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい！！ (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春日和 | 作成日時：2020年11月24日 14時
