SUPER JUNIORに恋をして (ページ12)

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普通の人達ページ12

車の中でもずっと手を繋いでいる

ドンヘ:いい加減、手を離してあげたら？

少し呆れた顔で言われてしまう

尚美:同感！いつまで繋いでるの？

シンドン:同感って？どういう意味？

尚美:同感は同じ意見ですって事！

シンドン:あぁ…なら同感！

なんてやっぱり尚美の違和感ない感じにビックリ

ウニョク:いいんだよ！今まで我慢してたんだから！

って、私の顔を満足そうに見ながら言う

そんなウニョクの顔をまともに見れない私はつい視線を外してしまう

私も世間でいう…おばちゃんな年齢だ…

そりゃ、恋愛はしてきたがこんなにストレートな表現をする人はいなかった
いなかったし、いたとしても引いてる自分がいて少しずつ気持ちが冷めていっていた

尚美:ウニョクさん…気を付けてね！

ま、まさか尚美？！

ウニョク:何がですか？

尚美:Aはベタベタされる恋愛は冷めて終わってるから

A:尚美！！！

思わずウニョクの繋がれている手を離し、後ろに座っている尚美の方に体を向ける

尚美:えっ！なに？

A:なに？じゃないでしょ！さっきから言わなくていいことばかり！

尚美:えぇ！ごめん！悪気はないのよ！

そうなのだ…
尚美は本当悪気はないのだ
良く言えば裏表のない性格で、そこが好きでずっと親友をやってる私

A:はぁ〜…

ため息をつき、席を向き直した私…

キュヒョン:アハハ！ですって！気をつけてぇ！

キュヒョンの一言で、車の中は笑が起きた

一人をのぞいては

ドンヘ:あぁ…ヌナやっちゃった

やっちゃった？

ドンヘさんの視線の先を見ると

静かなウニョクが

ドンヘ:ウニョク！ファイティン！

無言のまま、また手を繋いでくる

ウニョク:嫌な時は…言って…

A:え？

ウニョク:ベタベタされるのが嫌な時は言って

少し拗ねた感じで言う

可愛すぎる！

この一言しか思えなかった

そう言えば、ライブＤＶＤ見ても、写真や動画を見ても、よくメンバーに引っ付いてるような…

A:大丈夫です。うん！大丈夫！

尚美:キャー！Aがおばちゃんから乙女に変化した！

尚美がそんな冗談を言うと…

SJ:キャー！

って、皆真似を

そんなやり取りがずっと続いてて

SUPER JUNIOR…
世界中で人々を魅了してる彼らなのに

普通の人達なんだなぁ

そう思ってしまった笑