コナンside ページ25
「はい。どうぞ。」
梓さんにカバンを渡されたユリはとても嬉しそうに笑う
「ありがとう……ございます……。」
「!あなたそれ!」
「??」
「まだ出回ってないフサエブランドの新作のバック……!」
そう言えば、さっきの雑誌に同じのが載ってたような気が……。
「……欲しいの?いいよ……。」
灰原にバックを差し出す
「駄目よ!そんな易々とあげていいモノじゃ………」
「初めての……友達……だから。……あげる、」
「……!ありがとう……大切に使わせてもらうわね。」
喜ぶ灰原を見てふにゃりと笑ったユリ
Prrrr
「すいません、僕ですね。(ピッはい、翔也です。………はい………はい………仕方ないですね。今からそっちに向かいますから待っててくださいね。………それじゃ。」
ピッと通話を終了した翔也さん
「ダディから?」
「うん。今から現場に来いって言われちゃって、今から行かないと…………。あ〜でもユリちゃんどうしよう……。」
「私たちがユリちゃんと一緒にいるわ。」
「でも……。」
「バックのお礼がしたいし……ユリちゃんともっとお話がしたいわ。それに江戸川くんもいるから大丈夫よ。」
「何で俺……」
「何か言ったかしら?」
「…………イイエ。」
「しょう兄……。(キラキラ」
「う〜ん……本当にいいの?」
「勿論よ翔也さん。」
「……分かった、ユリちゃんをお願いします。お昼に仕事終わるから迎えにいくからここの喫茶店で待っててね。」
ユリの頭を撫で俺たちに頭を下げてからポアロを出た
「これからどうするんだ灰原。昼までに時間があるぞ。」
さっきの席に戻って今後の話をする
※今は9時位の時間帯
「そうね、ユリちゃんは何が好き?」
「お花……動物……あと面白いもの……。」
「面白いもんだったら博士の家にあるぞ。ユリ、博士の家に行ってみないか?」
「博士……!うん!行きたい……!」
とういう事で博士の家に着いた
「おー哀ちゃん帰ってきたか。…そちらのお嬢さんは初めて見るのぉ。」
「えっと…………ユリです。お……お邪魔します。」
灰原の後ろに隠れながらもちゃんと自己紹介をしていた
「何か飲み物持ってくるわ、江戸川くんと博士はコーヒーね。ユリちゃんは?」
「えと……水?」
「わかったわ。」
ユリはキョロキョロと家の中を見渡し気になったのがあったら近づいてったりして
余程気に入ったのか段々と目がキラキラと輝いた
途中で博士と一緒に回り始めた
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