男主side ページ3
スマホのバイブレーションがなり開くとマネージャーから電話だった
《今どこにいるんですか!?》
『日本にいるぞ。こっちに仕事があるって聞いたからな』
《はぁ!?あの子放ったらかして何してるんですかアンタ!!》
『ユリなら心配ねぇ。シッターに預かって貰ってるからな。』
《そういう事じゃなくて『あー、あーー、電波が遠くなって聞こえにくいなー。どんどん遠ざかっていくなー。』あ、ちょっ》
強制的に終了させた
「まっ、あいつの事だ。どうせ日本に来るだろ。」
電話をポケットに入れて何事も無かったの様に過ごした
「っと、これでよし。」
ファミレスに行く前にトイレに寄って、
かけると目の色が変わる眼鏡と、
ハトメ付きキャスケットつば付帽子を被り
目立つ髪は帽子の中に押し込む
「しばらくの間これでやり過ごすしかないな。」
変装を終えてファミレスに着いた俺は窓際の席に座り
チョコパフェDXを注文した
「うまー、流石パフェの王様。」
黙々とチョコパフェDXを食べ堪能してると
「えぇ〜!!嘘でしょ!!」
俺が座っている後ろの席で女が勢いよく立ちガタンと机がなる
うるさいと思いながら後ろをちらっとみる
ショートの女とロングヘアーの女2人
「ちょっと園子!声が大きい……!」
「蘭みて!!ヴィオラ様が日本に来てらっしゃるのよ!!!」
園子という女が蘭という女にスマホの画面を見せていた
《ヴィオラのマネージャーをやってる者です。今現在ヴィオラを探しています。この特徴に見覚えがあったらここに連絡してください。
※本人から日本にいると聞いています。》
流石俺のマネージャー…
写真で髪と目の色の特徴まで伝えいた
しかも幸い素顔ではないものの変装している写真だからか明らかに指名手配犯臭が漂う
(うわ、指名手配犯かよ俺。嫌がらせが半端ねぇよ。)
しかも、チョイスした写真は失敗した変装のだった
277人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ