いちご王子様達をお助けしたら…？

にじゅうはちこ ページ30

「あっあの！何のことですか？謝るって…その、るぅとくんは何も私にしてないですよね？」

私の記憶が正しければだけど…

それに、るぅとくんとの絡みは初だし！

同じ学校、同じ学年ってことも初めて知ったし！

る「昨日、さとみくんが…あなたに失礼なこと言ったと思うんですけど…」

まぁ、失礼と言うか暴言というか…

中学の時に比べれば全然だけど！

る「あれ！僕のせいなんです！」

え…

るぅとくんがさとみくんに暴言吐いてこいって言ったの？

でも、さとみくんの方がるぅとくんより年上だよね？

「るぅとくんが、さとみくんに暴言吐いてこいって命令したってこと？」

話の流れ的にはそういうことだよね？

だったら、割とショックなんですが⁉

る「あっ！そういう意味ではなくて…さとみくんに、莉犬くんの様子がおかしかったらすぐに連絡しろって言われて…あの時、僕がさとみくんに連絡しなかったら、姫木さんは傷つかなかったのに…って思ったんです！」

なーんだ！びっくりした…

ってか、そんなことで謝るなんてるぅとくんは礼儀正しいな…

「そんなの謝ることじゃないよ！昨日のことに関しては全然気にしてないし！だから、頭を上げて？暴言的なの吐いたのはさとみくんの意思だし、るぅとくんは悪くないよ！」

全然気にしてないしは嘘だけど


ちょっとだけ気にしてる

中学のトラウマをまだ引きずってる分

強い言葉に敏感になってしまう

る「ありがとうございます！許してくれなかったらどうしようかと、昨日は頭を抱えていて…」

るぅとくんが頭を抱えるか…

なんか想像したら可愛いなぁ‼

その後、軽く話してるぅとくんとは結構打ち解けた

めでたし？なのかな？

にじゅうきゅうこ→←にじゅうななこ

ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す