十三話 ページ14
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あれから昼餉の時間になり、私と加州と大和守は広間に向かっていた。
大和守「今日の昼餉、なんだろうねー」
楽しみだね！
そう言って私に微笑みかけてくる大和守。
頭を撫でたお陰か最初よりも懐いている。
「そうだね。」
ここで食事をしたことがないから楽しみだよ。
そう言うと、加州が「そう言えばそうだね。」とハッとしたような顔をして言った。
加州「今日の食事当番は切国と歌仙だったから、美味しいと思うよ！」
その言葉に私は固まる。
「...えっ？切国くんは料理できるのかい？」
昨日、食べさせるの頑張る！とか言っていた子だぞ？
そう思いながら聞くと、大和守が「うん！男飯って感じだけど美味しいよ！」と力強く頷いた。
加州「そこをカバーするのが歌仙って感じ。」
いつもそんな感じだよ、と加州は苦笑いをしながら言った。
そんなこんなで広間につき、加州が襖を開けると中には沢山の
大和守「さてと、早く食べよー！」
そう言って駆け足で席に向かう大和守に加州は「はいはい」と言いながら、私の手を引いて席に向かった。
いきなりの事でびっくりしたが、私は加州の後をついて行った。
「「いただきまーす！」」
そう言うと、皆一斉に食べ始めた。
いやー、この本丸はマナーが出来ていていいねぇ。
そう思いながら箸を持ち食べようと手を動かす。
そして、箸で挟んだものを口に運ぶ。
「...美味しいな。」
見た目も綺麗に飾られているし、味も美味しい。
...これを、切国が作ったのか...
そう思い、味わいながらもぐもぐと口を動かしてると加州が口を開いた。
加州「その言葉、切国にも言ってあげてね。」
切国、絶対喜ぶから。
そう言い、私に微笑みを向ける加州。
「そうかな？...それじゃあ、言ってみることにするよ」
私がそう言うと、加州は満足そうに頷き私の頭を撫でたあと、食事を始めた。
私は加州に撫でられた頭にそっと手で触れた後、切国の喜ぶ顔を思い浮かべながら食事を続けた。
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コメントを頂き、7話の“本格が優しかったからだ”としていた所を“本歌が優しかったからだ”に修正致しました！
いつもは一日一話と決めているのですが、これはそのお詫びと言うことで...
本当に申し訳ございませんでした！
また誤りがあればじゃんじゃんお申し付けください！
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みほ(プロフ) - 柚々々澤さん» てぇてぇ気持ちになって頂けて良かったです…！最後までお付き合いありがとうございました！ (2021年8月2日 7時) (
レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
柚々々澤(プロフ) - とっってもてぇてぇでした…。素敵な作品をありがとうございます…！！更新お疲れ様でした！ (2021年8月1日 15時) (レス) id: 178133bf5a (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 青葉さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！最後までご閲覧ありがとうございました！ (2021年8月1日 8時) (レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
青葉(プロフ) - 更新お疲れ様でした。とても素敵な作品をありがとうございました！ (2021年7月31日 13時) (レス) id: d8f38b547d (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 花の都さん» コメント遅くなって申し訳ありません...！！思いついたものを即興で書いているのでごちゃごちゃしているところがあるかもしれませんが、これからも頑張ります...！！ (2021年4月1日 14時) (レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2019年4月20日 11時
