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〔１〕 ページ2
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「えー！嘘でしょ。」
『だから、本当なんだって…』
ドンとビールが入っているキンキンのジョッキを強く机に置き、呻き声をあげる私
「理由は？」
『しらない。私に愛想尽きたんじゃない？』
「私二人ともゴールインするかと思ってたわ…」
目の前で焼き鳥を頬張りながら喋る友人のソユ
ぜったい、こいつ慰める気ない
『私だって思ってたよ、この人と結婚するんだなって』
『けど、最近冷たかったし薄々気づいていたかな』
色々考えていると、ふと懐かしい思い出が私の脳内で再生され、見事に涙腺が緩みはじめる
『わたし、ほんきだっだの"に"…』
流石に同情したのかソユは私の頭を優しく撫でる
悲しい時は人肌が恋しくなるのか、その温もりで涙腺が更に緩んだ
「今日は付き合うから、飲みまくろう！」
『…うん。』
「あんな男忘れよーぜ！」
お兄さんビール二杯！と近くにいた若い店員さんに声をかけるソユの姿はおっさんそのままだった。
ああ、やっぱり友達って心強いんだなあ…。
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るひょん(プロフ) - めちゃくちゃ好きです！ニョルの犬感からベクのチャラ男感まで全てすきすぎる！応援しています！ (2022年1月31日 22時) (
レス) id: c9350dc1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べにゅ | 作成日時：2021年12月16日 8時
