【オリジナル】高二のちょっとクラスの空気と化してる女子生徒さんは正反対の同級生に予想外の言葉を吐かれました。人違いであると願いたい、

見間違い ページ4

浜凪「あのねぇ、言わせて貰うけどさ
アンタ、同じ高ニでしょ？」

少し顔をしかめて勉強しろ的な
意味を含み問い掛ける

コイツ、人の名前間違えやがって、
人違いか？人違い何だよなぁ？えぇ？




因みに、コイツの名前はササイキョウヤ

私は別に興味はないのだが
いつも、元気、というか暑苦しく
近くにいる、友人達と良く笑っているのである

だから嫌でも目に入ってしまうのだが、


しかし疑問だ、何でそんな人望の塊の様な奴が
こんな、クラスの空気的女子に話しかける？


そう思いジッと先程私のした質問に対する
答えを探す笹井


まだ悩んでんの？分かった、


私分かったわ、コイツバカだ



仕方ない、助け舟を出してやるか

浜凪「ハァ…そんなに悩むことないでしょ？
ただ、うんとかすんとか言えばいいんだよ」


ほら、これでいいだろと思いながら言い放つ


笹井「いや、そうなんだけどよ
お前の事だから
何か深い理由でもあんのかなって」


え、いや、確かにあったけど…


浜凪「…結構、考えてるんだ、へぇ」


そう私が驚きながら思わず口にしてしまった
言葉に


笹井「んだよ！それ！
俺が馬鹿みてぇじゃねぇか！」


と、あからさまに顔を少ししかめて
私に言う


浜凪「ごめん、そう思ってた」


ふざけて私がからかう様に言えば
怒る様子もなく笹井は「ひでぇ！」
と言っていた


久しぶりに馬鹿な会話をしたから
少し可笑しくなって
私は少し笑ってしまった



笹井「うわっ、、」


驚いた様子で固まりじゃがみこんだ笹井
うわって何だ、
アレか？私の笑ったのがダメだったのか？
そこまで酷いか

私はもしそうだったら悪いなと思って
「え、何かごめん」と言えば
ハッとしてしゃがみこんだ状態で笹井が
上を見る


笹井「何でお前が謝るんだ？」


下から見上げるように言われる
え、だって私が原因だし
しゃがみこんで下向いてたし



そう思ったのだが鐘がなると笹井は
さる様で言う事は出来なかった
ただ去り際に


笹井「お前、笑った方が良い！」


と言われ、
え、フォロー？と思ったのだが

その言葉は
笹井の耳が少し赤みを帯びていた事で
引っ込んだ


だが、もう一度見た時、
そうではなかったので、多分見間違いだと思う

何故だか side笹井→←せつてい( ^ω^ )toー

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