ナイトボーイ. (ページ15)

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「あ、あ、あの！」

ジ「来てくれたんだ‥！さ、入って入って！」

昨夜の挙動不審さとは打って変わり、ジェシーさんは爽やかすぎる笑顔で俺を抱きしめたままそう言ってくれた。

北斗さんはというと‥‥

北「っ‥！？？

お、い、ジェシー‥？？」

　
目を見開いて口を半開きにしてジェシーさんと俺を交互に見ていた。

‥めちゃくちゃ驚いてる？

ジ「北斗、こーちくん怖がらせないでよ‥

今日からお昼ご飯作りに来てくれるから！！」

北「はあ！？意味わかんねえ！

赤の他人に家に毎日来られるだけでもあり得ないのに！」

やっぱり北斗さんのリアクションが普通だよな。

俺がその立場だったら北斗さんみたく意味分からなくてキレちゃうかもだもん。

しばらく2人が口論していたと思うと、ジェシーさんは呆れたようにため息をついて、

俺の肩をグイッと抱いた。

ジ「はぁー、北斗ったら頭が硬いんだから！

こーちくん、こんなの気にしないで上がって上がって〜」

北「おいっ、俺は許可してな、」

ジ「うるさーい！

俺と樹が許可してんだから多数決で俺らの勝ち！」

北「勝ち負けの話じゃねえんだっての！」

あー、昨夜に今すぐ戻りたい‥

やっぱり判断間違えたよね俺‥。