Marble 6 ページ7
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「今まで、一緒に過ごせなくてごめんね。」
『いやいや…っ、むしろ全然…！』
莉犬が忙しい事も分かってたし、あの頃ー…
莉犬と過ごせてた時の事が“奇跡” だったのだと思う。
「あのね、考えたんだ。Aの事。」
私の事…？
「驚かないでよ？ 俺も今まで─Aと会えなかった2年間の事、考えてたんだよ。」
『そうだったの…？』
「うん。 思ったよりも忙しくて、全然帰れなかったけど…」
…莉犬も思って無かったんだろうな。
自分がこんなにも売れるなんて。
なら…私と別れた方が良かったんじゃ…
も、もしかして、話も別れ話とか…？
え、それだったら嫌だな。
…だけど、莉犬はそういう風には思ってなかったみたい。
「でもね、いくら忙しいからって、Aとは別れたくなかった。」
…ぇ。
「今は全然連絡もできてなくて、自然消滅みたいな感じだったけど、
俺の中には、Aはちゃんと居たよ。
今日、ここに来たのもそういう理由。」
『そう…。』
「Aが、もしかしたら夏祭りに来てくれるかも！って思ったんだ。」
「もしAに会えたら、伝えたかった。好きだよ、って。愛してるよ。そう言いたかった。」
『…っ、』
「ここの川…Felicita 川に連れてきたのは、こういう神秘的な場所を見せたかったのと…
また、昔みたいな関係に戻りたかったから。」
っ…昔みたいな…
「今まで、1人にしてごめんね。待っててくれてありがとう。」
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ぎゅうにゅう - とっても良かったです！途中で目に涙が浮かびました (1月3日 10時) (
レス) @page11 id: 6847043de7 (このIDを非表示/違反報告)
なゆた。 - ↓誤字です。 (2023年1月13日 8時) (レス) id: c3d29c16c3 (このIDを非表示/違反報告)
なゆた。 - すみません。間違って２回同じことを打っちゃいました。 (2023年1月13日 8時) (レス) id: c3d29c16c3 (このIDを非表示/違反報告)
なゆた。 - 素敵な、お話ですね！シリーズ出してほしいです！ (2023年1月13日 8時) (レス) @page1 id: c3d29c16c3 (このIDを非表示/違反報告)
なゆた。 - 素敵な、お話ですね！シリーズ出してほしいです！ (2023年1月12日 21時) (レス) @page1 id: c3d29c16c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしの | 作成日時：2021年9月28日 10時
