検索窓
今日:42 hit、昨日:28 hit、合計:83,970 hit

85話 ページ46

『君、マフィアだって言ったね。
きっとあそこの首領ならここまで大量に殺せとは言わない筈だ

本当の目的はなんだい?』


「流石は元マフィアだな」


鼻で笑う男に僕は疑問を覚えた


『何故、僕を知っている?』


あの太宰さんでさえ気付けなかったのに


「中原幹部も馬鹿だよなぁ。俺が下級構成員の頃油断して姿を見せていたんだよ。あんたの」


『……君は、見張りだった…』


「あぁ、はじめの内はな。異能力で出世したのはあんたは知らないだろ」


『そんなのはどうでもいい、目的は?』


嫌な予感がした


言って欲しくない感じ


「ここまで騒ぎを大きくする理由、それはなあんただよ

俺はあんたに一目惚れしたんだ」


ほら、嫌な予感に限ってよく当たる


男が僕に手を伸ばしてきた


「Aさんに触れるなっ!!」


ちょうどいいタイミングで敦君が男の背中を爪で引っ掻く


「ぐぁっ…!」


男は膝まずいた。かなり効いたようだ


『あ、敦君……有難う……』


「いえ、大丈夫ですか!?」


近寄ってくる敦君。そこで僕は気付いた

男は膝まずいただけだということに


『避けろ敦君!!』


ダァァァン!!!


遅かった。起き上がった男により吹っ飛ばされる


「何で他の奴にはそんな素直なんだ?

俺には攻撃的なのに…」


起き上がった男の目は虚ろだった


そして僕の腕を掴んでくる


『あ"あ"あ"あ"っ!!痛い痛い痛い!』


当然腕も炎で焼かれる


「やっと二人だ……」


怪しい笑みを浮かべながら男の顔が近付いてくる


『嫌だ、嫌だ………』


助けて、兄さん




中也………






Aside終

86話→←84話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
174人がお気に入り
設定タグ:文スト , 江戸川乱歩 ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みるくれーぷ。 - シリアス中申し訳ないけどその推理ゲームは絶対乱歩さんと夢主ちゃんしか出来ないですよねw幼少期から凄い遊びをしてらっしゃるww (2018年12月23日 3時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
野良神(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい!応援してます! (2018年11月24日 13時) (レス) id: d6c3f54fc0 (このIDを非表示/違反報告)
月狂姫(プロフ) - 津島奏太さん» 有難うございます!ミスした所は直しておきますね。御指摘有難うございました。(^^) (2018年10月20日 15時) (レス) id: 12c92e1437 (このIDを非表示/違反報告)
津島奏太 - めっっちゃ遅くなりましたが、続編おめでとうございます!中々乱歩さんの妹の話は無いので良かったです!それと、54話の所で「読んでいた」ではなく、「呼んでいた」なのではないでしょうか?いきなりご免なさい…(´・ω・`)更新頑張って下さいね! (2018年10月19日 23時) (レス) id: 4a9619a865 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月狂姫 | 作成日時:2018年9月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。