初めて 5 ページ41
藤井
19時くらいに夢の国を出てここまで来たのに
既に時計の針は0時。
しげは結構前にストレッチャーで違うとこに
行ってて、迷う訳にも行かないから
ずっと同じとこに座って待っとる。
心配より睡魔が勝ってきたとき。
「藤井さん、重岡さん大事をとって2日入院です。
重岡さんの病室ここです。帰っていいって
言われましたけど藤井さんはどうしますか？」
「あ、俺病室行くわ。マネさん帰ります？」
「あ、はい。今日は失礼します」
「お疲れ様です」
そう声をかけて渡されたメモを片手に
エレベーターに乗り込んだ。
病室に入ると布団を被って丸まってるしげがいた。
「まだ痛いん？」
「ちょっと…だけやから。
あと少し遅かったら手術やったって、
急性、腹膜炎？やったらしい」
「そか」
「流星は帰らんの？もうてっぺん…」
語尾が小さくなった気がするのは
気のせいやろうか。
「おん、俺は泊まろっかな。
しげ寂しそうやし」
「…うるさ…やけど初めて流星のこと頼りに思った。」
「初めてってひどいなぁ笑。
俺結構しげのこと頼りにしてんねんけど」
「うそ笑、いつも頼りにしてんで」
「知ってんで笑」
fin
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おでん(プロフ) - 虹色さん» ありがとうございます！ (2020年7月6日 22時) (
レス) id: 722949f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
虹色(プロフ) - おでんさん» 移行が上手く行けば書きますね！ (2020年7月6日 21時) (レス) id: 2484c2943e (このIDを非表示/違反報告)
おでん(プロフ) - 初めまして！いつもお話読ませていただいてます。リクエストで、�陲舛磴鵑�酷い腹痛の中仕事をこなすお話が読みたいです！可能でしたらお願いしますm(__)m (2020年7月6日 20時) (レス) id: 722949f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 素敵な作品を書いてくださってありがとうございました！！ (2020年7月2日 20時) (レス) id: 97eea20594 (このIDを非表示/違反報告)
虹色(プロフ) - ぽぽさん» 移行が上手く行けば書きますね！ (2020年7月2日 18時) (レス) id: 2484c2943e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹色 | 作成日時：2020年5月21日 13時
