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3人を見て体調も良くなった気がしてたけど、本当に気がしてただけで自分で作った朝ごはんは半分も食べれなかった。

残りはちゃんとまっすーが食べてくれて、
こやまさんは後片付けをしてくれた

そして、僕はというと

てごしに手を引かれあれよあれよという間に自身の部屋のベットに横になっていた

「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…」

「しげ、今日はお休みしようね。

みんな学校行かないといけないから一人でお留守番になっちゃうけど、すぐ帰ってくるから！

ちゃんと水分とって、ちゃんと寝ること！
わかった？」

「てご…ぶかつは…？」

「今日は顧問がいないから休み！

だから、心配しないで大丈夫！

けいちゃんも、まっすーも終わったらソッコー帰る！って言ってたよ笑

わかった人はお返事してくださーい」

「はあい」

「ん、いい返事。

そいじゃ、行ってくるねぃ！」

「…行ってらっしゃい」

ﾊﾞﾀﾝ

「行っちゃった…」

横を見るとベットサイドにはストローの刺さったペットボトルにお薬、吸引器などいつの間に用意されていたのか、見飽きた看病セットが置かれていた

過ぎ去った嵐のようにシーンとなった家に目を背けるように布団をかぶり夢の中へと旅立っていった