それは、共に在る奇跡。〈大森元貴〉 (ページ28)

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あれから、どれだけの時間が経ったのか。

中を指でぐちゃぐちゃに掻き回されて、何度イかされたか分からない。

私の理性はとうに失われて、
元貴が欲しいとだらしなく強請ることしか出来なくなっていた。

「もとき、いれて、もうっ…おねがい、」

「…ん、がんばったね、…かわい」

「ぁ、…ん、あっ、ああっ…！」

「は、…っ、…おく、はいってるよ、分かる…っ？」

「あ…ぁ、は、…あ、」

「ははっ…なんつーいい顔してんの、」

「もとき、…っ、あ、…きもち、っ」

「あー…すぐイきそ、」

時間はたっぷりあるし、いっか。

そう聞こえたのは幻聴か否か。

ゆっくり奥まで入ってきたそれが、またゆっくりと引き抜かれて。

それが入口までくると、今度は一気に貫かれる。

目の前がチカチカして、奥がギュッと締まったのが分かった。

「はっ…！あ、…あ、」

「っ……またイッた？」

「…も、わかんな、……っ」

「そんなきもちーの？」

「ん、うん、っ、…きもち、元貴、…もっと、もっとおくまでして、早くっ…！」

「はっ…あんま煽んなって…っ、」

ばちゅん、と音を立てて、元貴が腰を打ち付ける。

元貴のか私のか分からない、混ざった体液で身体はぐちゃぐちゃで、

汗と涎と涙と、もうひどい姿だと思う。

でもそんなのどうでもいいくらい、

今はとにかく、与えられる快感だけが頭を支配する。

「もときっ、あんっ…！すき、は、ぁんっ、」

「俺もすき、…っん、…あいしてる、」

「もっ、いく、またいっちゃう、あぁっ、！」

「ん、……っ、くっ、」

「あぁぁっ！！」

お腹の中に、温かい感触が広がって、

ぎゅうっと抱きしめられながら、元貴と一緒に何度目か分からない絶頂を迎えた。

やっと終わった、

もう指一本動かせない。

「……ぇ、も、とき？」

「時間気にしなくていいって、最高だね」

「…え、やだ、ぬいて、…！」

「まだ外も明るいうちに、こんなぐちゃぐちゃになるくらいセiックスする。…それもまた最高」

「ひぁっ、やだ、うごいちゃ……！」

「まだまだ付き合ってね、A」

「もとき……！」

「ごめんね、今日の俺、なんかスイッチ入っちゃってるわ」

そう言って舌なめずりをする元貴に、

私はもう、抵抗することを諦めるのだった。

…Sなスイッチが入った元貴は、止められません。

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ドSな元貴さん書いちゃった

失礼しました( ´﹀` ٥ )