僕らは食用.人間2［約束のネバーランド］ (ページ20)

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レイ「いや、待て待て待て俺は…」

ロッシー「はい、じゃあソンジュに聞いてみよう。」

ソンジュ「あれは10:0で死んでた。」

クリスティ「ほらぁーーー。」

レイ「オーーーイ！！」

　レイのあんな大きな声で久しぶりに聞いた気がする。ていうかソンジュ即答だったし。

　笑いが…もうすぐ我慢できなくなりそう…。

　ジェミマが泣き出しそうになり、レイに抱きつく。まったく、レイもエマも自分を大事にしないんだから…。

レイ「死なない！死なないから…！」

ジェミマ「…………心配したんだよ。」

ドン「エマとレイが俺達のこと心配してくれるのと同じように、今回俺達みんなすげぇ心配したんだよ。」

ナット「うん。ドンもギルダもAも泣きそうだった。」

　ふーーーーーーん

A「……ナット？」

　余計な一言をいうナットの方をレイの時みたいに頭だけぐるりと向ける。

ナット「…………はい。すいませんした…。」

　僕は別にニコニコしてるだけなんだけどな。ふふふ。

ドン「Aの場合目見えねえから怖いんだよなぁ。口元だけ笑ってるとかホラーでしかないだろ。」

ギルダ「はあ、助けが要るならそう言って。辛かったら言って我慢しないで、私達だって頑張るから…なんとかするから…危なかったらまず自分が逃げて…お願い…お願いだから

自分を大切にして

　私達のことを大切に思ってくれているのは嬉しいけど、エマ達だって同じように大切な家族なのよ？

　だから……お願い…。」

エマ「うん………ありがとう。ごめんね、みんな…。」

　