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紫苑 . syougo I ページ3

君が居なくなってから約半年が過ぎた。










仕事に負傷は出てないけど






君が居なくては気分も上がらないし寂しいよ



心にポッカリ穴が空いたようにスカスカだ













君は何処へ行ってしまったのか。




何故何も言ってくれなかったのか。




君に相談されない程俺は頼りなかったのだろうか。




それとも頼るにも頼れなかった状況だった?








自分の頭の中で次々と疑問が飛び交う


何度も何度も考える

君が居なくなる前の事。そして居なくなってからの事。








だけど一つだけ分かった事がある









華が音信不通になる前日。




"紫苑"と言う薄紫色の小さな花が部屋のテーブルに置いてあった



華は元々花が好きだったから毎月花を買って帰ってきていたので何の疑問もなかった








そして次の日、華は何も言わずに姿を消した。





俺はずっと探してた 警察にだって連絡したけど、居場所は掴めなくて。


結局警察は俺に協力するのに身を引いた。






家に帰りベットに倒れ込むと突然何かが切れたかのように涙が溢れてきた。








泣いた。






泣いて、泣いて、泣いて、泣いて。



1週間程俺は何も出来ていなかった。

丁度休み期間をもらっていたからよかったが食事も取れず、ずっとベットに潜っていた。









ある日マネージャーが家に来て、俺は家から出た。




外はこんなにも明るかったんだ



こんなに暖かかったんだって冷え切った身体が温まっていく感覚を覚えた。

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設定タグ:EXILETRIBE , LDH , 花言葉   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:余白のむら | 作成日時:2021年11月8日 0時

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