50体目 ページ8
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あれから色々あって、今年の第一種目は障害物競走になった。皆スタートラインに立つのだが……
「人多すぎ…もはや自分たちで罠作りに行っちゃってるって……」
雄英高校は大規模な高校のため、生徒の数も多い。それは一年生も例外ではなく、A組からK組まであるのだ。そりゃこんだけ大人数になる。
こういうのは一歩下がって後から追い上げていくのが吉。
私は一番後ろでスタートの合図を待つ。
「スタート！」
ミッドナイト先生の声で戦いの火蓋が切られた。
それを合図にみんなが門を潜ろうとして一斉に動き出したため、案の定大半の人達は身動きが取れなくなっていた。
そこを狙ったのだろう。
《ヒュゴゴゴゴォォォォ！！》
一番後ろに居るはずの私の足元にまで冷気が広がってきた。
みんな動けなくなっている……訳でもないようで。
ヒーロー科の人達とあと数十人は足止めならず、どんどんと轟くんとの差を縮めていた。
「よし、私もそろそろ((《ドゴォォン！！》あ、あれは」
入試の時の仮想ヴィランだ。
『さぁ！いきなり障害物だァ！先ずは手始め、第一関門！！』
先頭を走っていた轟くんが足を止めたのも一瞬だけ、彼はまた派手派手な氷結で第一関門をいとも簡単にクリアしてしまった。
『1ｰA轟！攻略と妨害を一度に！！こいつはシヴィィィィ！！
流石は推薦入学者！初めて戦ったロボインフェルノを全く寄せ付けないエリートっぷりだぁぁぁぁ！！！』
轟くん…まず君が先手に出たんだね。
そんな派手にやられちゃ轟くんばっかに注目がいっちゃう。
私も本気出さなきゃ！
あそこまで追いつく速さで飛べるポケモンと、あの仮想ヴィランをぶっ飛ばせるポケモン。
私は両手を前の方にかざす。
「出ておいで、オンバーンにカイリュー！」
私が力を込めると手のひらから青い光がどんどん形を作っていき、その光はやがて二体の生物の姿になった。
「バォォォ！！」
「ヴゥバァァオ！！」
「私たちの力、見せてやろうじゃないの！」
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無茶々(プロフ) - 紅刃さん» ありがとうございます。これからもなんとか完結までいけるように頑張りたいと思います！！ (9月16日 22時) (
レス) @page16 id: 4b138df16c (このIDを非表示/違反報告)
紅刃(プロフ) - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (9月4日 23時) (レス) id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
無茶々(プロフ) - 羅鳳夏さん» 凄く嬉しいです！！これからも皆さんが楽しめる作品を作っていけるように頑張ります！ (2024年6月2日 18時) (レス) id: 4b138df16c (このIDを非表示/違反報告)
無茶々(プロフ) - まめさん» 初めまして！この作品をご覧頂き誠にありがとうございます！これからもゆっくりですが更新していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします！！ (2024年6月2日 18時) (レス) id: 4b138df16c (このIDを非表示/違反報告)
羅鳳夏 - この作品めちゃ好きっす！これからの更新もめっちゃ楽しみにしてます！ (2024年6月2日 17時) (レス) @page3 id: f9cd9172e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：烏龍茶 | 作成日時：2024年5月18日 10時
