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『うんうん！でもしょうがないよね。
二人の兄さんが死んだなら、三男の僕が引っ張っていくしかないか。
ということで！来週からは新アニメ【ハイ松さん】！お楽しみに…』
またもやカラ松と同じパターンで今度はトド松に
崖から突き落とされてしまうハイ松。
『嘘でしょトッティいいいいいいいい！！！！！！』
〈おっとここでハイ松も死にました〉
同じように大爆発を起こしてハイ松は死んだ。
｢ごめんねー、ハイ松兄さん。わざとじゃないんだー｣
〈絶対わざとです、この男〉
軽い謝罪からして確定でわざとだろう。
｢これで3番目のクソうるさい奴も死んだ！略してクソ！
人はそれをクソって呼ぶんだよぉ！ハイ松兄さんよぉ！｣
｢ふふっ。革命が起きたね！うちら、上三人がクソなせいで、
四男のチョロ松兄さんがしっかりするしかなかったでしょ？
だから僕、チョロ松兄さんが勝って主役になる事、心から賛成出来るんだ！｣
｢と、トッティ…！急にぶっこむなよ…っ！｣
｢大変だったよなぁ。上三人のクソのせいで｣
｢一松…！｣
完全なる茶番劇だろう。
しかし、トド松から一松の同情の声にチョロ松は感動して涙を流し、
おまけに物凄く良いBGMまで流れてくる始末。
そしてここで十四松がまさかのコースアウト。
｢良いかな！？俺もう主役やっても良いかな！？
今まですげー喋ったし！う"わ"ぁぁぁっ！｣
｢へへっ。この先何があっても、チョロ松兄さんを守る！
絶対、優勝させるよ！｣
そんな和やかな空気が包まれていた。
そんな空気をぶち壊されるまで1秒もなかった。
｢うおおおらあああああああ！！！！｣
｢｢｢っ！｣｣｣
聞き覚えのある女の子の声に三人は一斉に後ろを見た。
そこには猛スピードで三人に迫ってくるトト子の姿が。
｢｢｢トト子ちゃん…！｣｣｣
｢やーい！クソニート○貞シコスキークズバカ○小兄弟ぃ！｣
｢悪口長っ！｣
｢なぁに当たり前のように自分たちの中から主役出そうとしてんのぉ！
クソニート童○シコスキークズ短○カス○チンも！しねぇえええ！！｣
｢○チンって言われたぁぁ！！｣
主役が欲しいのかヒロイン像を忘れて暴れまくるトト子。
トト子から繰り出される魚の攻撃に兄弟三人と
チビ太は慌ててそれらを全て避けた。
｢っ！トド松てめぇ！！！｣
そんな中、トド松が一人だけトト子の攻撃を避けて、
そのまま後方から見守る形になった。
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作者名：びた一 x他1人 | 作成日時：2022年8月12日 12時
