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十四松以外の5人は起き上がって鼻歌を歌うおそ松を見る。
チョロ松が指摘した直後、おそ松はチラシを持って、
スキップしながら松野家を出て行った。


ーーーーーーー



そして、数分後。



「あー…負けたぁ…。全然出なかったよぉ…」



おそ松は兄弟の財布を取って全ての金をパチンコに使い、
結局は負けたという結果に終わった。
当然、十四松以外の5人は黙っているはずもなく、おそ松を睨みあげていた。



「一松兄さん風邪移してあげて…」



『とびっきり濃厚なやつね…。任せた』



「はいよぉ…」



トド松とハイ松からの要求に一松はすぐに答えて、おそ松を捕まえる。



「え、あの…。え?」



「んー…」



「んーーーー!?!!?!ディープキスやめてえええ!!!!」



風邪の移し方がまさかのディープキス。
おそ松は口を塞がれながらも必死にやめてほしいと懇願するが、
一松はやめずにそのまま風邪を移した。


ーーーーーーー




「しんぶんしっ!しんぶんしっ!」



「何それ。くしゃみなの?」



「しんぶんしっ!」



「新聞紙って言ったよね?」



見事に一松のディープキスによって風邪を移されたおそ松は、
勢いよくくしゃみをして、その独特なくしゃみにチョロ松がツッコミを入れた。



「あれ?トッティは?」



「しんぶんしっ!」



「ああ。もう治ったらしい。俺達のこと看病してくれるって。う"ぇっ!」



「あーー…」



風邪を引いたおそ松はそのまま大人しく布団に入り、
一松がトド松の姿が見えないことを指摘すると、
どうやらカラ松曰く看病してくれるとのこと。

正直期待はしていなかった。

すると、襖が開く。



「すー…はー…」



『「「「「……え?」」」」』



そこには完全装備したトド松の姿。

それを見た十四松以外の5人は顔を見上げてトド松を見る。
看病するとは最早何なのだろうか。

すると、トド松は大きなドラム缶を運んで蹴り上げ、
勢いよく煙が出てきて驚いた5人が起き上がる。



『「「「「ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」」」」』



煙たさに5人は咳をするが十四松だけ無反応。

その間にトド松はドラム缶から円を囲うように液体を撒き散らし、
部屋を出て何かを取りに行こうとする。



「お、おいトド…うわぁぁっ!あぁぁぁっ!!!」



『おそ松兄さぁぁぁぁん!!!!』



おそ松がトド松に話し掛けようとするが、ここでトド松まさかの消毒剤。
目に入って寝転がって暴れるおそ松にハイ松が叫んだ。

○→←○風邪ひいた



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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時

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